憧 憬 の 轍
2020年7月26日 新しい始まりのために
東京圏でのCOVID-19感染者数が激増している。
一部では「トラブル・キャンペーン」とも揶揄されながらも政府は「Go to トラベル・キャンペーン」を前倒しした。
今年だけ23日に変更された海の日からの4連休、
他県ナンバーの車が目に付く。
他県ナンバーの車や県境を越えた移動よりも気になるには沖縄の事だ。
夕方のニュースによれば沖縄県内での感染者数が190人を超え、
米軍関係の感染者数も230人を超えたと言う。
沖縄本島の約15%を占める米軍基地と関連施設で県全体より多い感染者数が確認されている。
『特攻隊長』から『編集長』、
そして『若葉マークのS🔰』へと受け継がれたGB250 Clubman。
相変わらずエンジンが暖まるとニュートラルが入りにくくなってしまう。
先週の「特訓ツーリング」で『若葉マークのS🔰』は四苦八苦どころでなかったらしい。
高価な高性能オイルを使えば解決すると言う話もあるがその前にやっておきたい事がある。
と言う訳でまずはクランクケースカバー(右側)をパッカーンと・・・。
このエンジンのクランクケースカバーを開けるのは初めてではない。
トランスミッションまでバラした事はまだ無いがカバーを開ける度にケース底の溜まったオイルスラッジは洗い流してきた。
エンジンが暖まるとニュートラルが出にくくなる事とクラッチの関係は分からない。
一般的に湿式クラッチのバイクの場合、
クラッチを切らなくてもギヤチェンジは可能だ。
そう考えればクラッチは関係ない?
クラッチハウジングまで外したのだからきれいにしてから組直したい。
フリクションディスク(クラッチディスク)の残量はまだ十分にあるし、
クラッチプレート(プレッシャープレート)に少々の焼けが見られるが走行距離相応だと思った。
大掃除を終えたクラッチを再び組み直し、
オイルも新しいものに替えてエンジンを始動してみる。
クラッチの切れ具合も悪いと聞いていたのでワイヤーに注油し再調整してみた。
レバーの遊びは個人の好みによるが、
プレートの動き幅を大きくするためにレバーの遊びをほとんど無くした。
これでもダメなら左側のカバーも開けてシフトスピンドルも見てみるか・・・。
とは言ってもシフトスピンドルを支えるベアリングやシフトフォークまで確認するとなればエンジンはほぼ全バラになる。
決して新しいバイクではないのだから・・・、
を言い訳にしたくはないがこのバイクとの“付き合い方”も考えなければならない。
閑話休題 はじまりの花火
本来であれば東京オリンピックの開会式が行われる予定だった24日午後8時。
日本全国の117ヶ所で同時に花火が打ち上げられた。
121ヶ所の予定だったが天候の都合で4ヶ所は断念せざるを得なかったのが残念だ。
「全国一斉花火プロジェクト~はじまりの花火~」と銘打って公益社団法人 日本青年会議所が全国各地のLOM(支部)に呼びかけた企画だった。
わずか1~2分のささやかな花火大会。
人が密集する事を避けるために打ち上げ場所は極秘。
ただ花火を打ち上げる日時だけを新聞の折り込み広告で伝えていた。
花火は私たちの街でも上がった。
実は花火を打ち上げる事に関しては結構細かな制約がある。
この企画を実現するために『編集長』はスタッフに自社の駐車場を開放したり、
打ち上げ場所の地主と交渉したりと、
先輩として陰で大いに貢献していた事を知る人は少ない。
同夜遅くのニュースや翌朝の新聞にもこの花火の事が取りあげられ、
あっという間に終わった花火大会の背景を知った人は少なくないはずだ。
所用のために現地へ行けなかったことは残念だったが、
窓越しに見た花火は長引きそうな梅雨さえ忘れそうな「夏の風物詩」に違いなかった。
ありがとう。