憧 憬 の 轍
2021年4月12日 努力と結果
一人の水泳選手の復活が暗い世相に希望をもたらした。
2019年2月に白血病と診断された事を公表し、
その後療養していた池江璃花子選手が競技に復帰できたのは昨年8月、
実に594日ぶりの事だった。
その後の活躍は奇跡と言っても過言ではない。
若干二十歳と言う若さが成せるものなのか、
彼女の努力が成したものなのか、
持って生まれた才能によるものなのか。
このあまりにも早い復活劇に世界中が注目している。
さらに依然として開催を危ぶむ声も多い東京オリンピック・パラリンピックだが、
風向きが少し変わったかもしれない。
『🔰若葉マークのS』は修行の週末が続いている。
譲り受けたYAMAHA YB-1に欠品していたエアクリーナーボックスを某オークションで入手したが、
取り付け方がイマイチ分かっていない。
さらに前オーナーによって前後を逆にされていたエアダクトの修正などアタマの中はオーバーヒート寸前だった。
2ストロークオイルのホースは硬くなりクセが付いている。
エアダクトの前後を修正し新しいホースに替えた。
あとはエアクリーナーボックスを取り付けるばかりだがパーツリストを見るとボックスを押さえるステーがある。
某オークションでエアクリーナーボックスを見つけた時に、
このステーが付属しない事に気付かなかったようだ。
残念ながら何かを代用できるような形状ではない。
とりあえずエンジンを始動してみようとした時キャブレターが派手にオーバーフローし出した。
再びキャブレターを分解してみると粉状の錆がフロートチャンバーに溜まっている。
キャブレターは2週間前にクリーニングしたばかりだ。
タンクとキャブレターの間には小型のフィルターも付いているので安心していたが、
本格的にタンクの錆取もしなければならないようだ。
『🔰若葉マークのS』はエアクリーナーボックスを取り付けて試乗会・・・のつもりだったらしいが古いバイクの再生は一筋縄ではいかない。
早速の手厳しい洗礼を受けてしまった。
そんな『🔰若葉マークのS』とは対照的に『スポカブ・ブラザース(弟)』はやっとの思いで入手したCB92のタコメーターギヤを組み込んでいた。
このギヤとカラーに関しては入手が難しいどころか、
きれいな状態で見つかること自体が珍しい。
以前、海外のオークションサイトまで探してもこのギヤとカラーだけは見つからなかった。
スピードメーターをタコメーターに替えてエンジンを始動し動作を確認した。
次の週末にはシートも替えてほぼ完成の予定だ。
そのシートも貴重な、いわゆるY部品がすでに用意されている。
12日早朝、
ゴルフ第85回マスターズトーナメント=2021マスターズを日本の松山英樹選手が制した。
スポーツ界から相次ぐ朗報に気持ちも少し上向きになった。