憧 憬 の 轍
2021年5月5日 花は、花は、花は咲く
全国的に桜の開花が今年は早かった。
既に葉桜になった所も多いが街角の小さな公園や街頭には今が盛りと咲き誇る樹も少なくない。
場所の違いなのか樹種の違いなのか。
日本に自生する桜は10種もしくは11種、
来春までに樹種の違いなども勉強しておこうと思った。
咲いているのはもちろん桜だけではない。
草花の名に疎いので名前は分からないが様々な花が咲いている。
大型連休最後の一日。
天気予報は午後から曇り後雨。
昨日(4日)に比べて格段に気温は低く寒いくらいだったが、
横浜町まで菜の花を見に行って来た。
帰り道では軽く雨に打たれて薄着を後悔したが、
道の駅で口にしたカニ汁は美味かったなぁ~。
トゲクリガニの知名度は全国的に低いと思うが出汁としては間違いなくNo.1だ。
作業場に戻り、薪ストーブ(廃材ストーブ)に火を入れた。
2枚の配線図に色を付けたり線を引いたりしながら‘75 XL125K2に載せ替えたXL125sの電装に悪戦苦闘して来たがそろそろ限界だった。
ジェネレーターから伸びている配線はXL125K2が黒、白、黄の3本に対しXL125sは黒、白、黄、桃の4本。
ジェネレーターだけでなくレクチファイヤも構造的に違うようで、
配線図の記号さえ理解出来ていない電気パッパラパーは旧友のスパーキー・シゲアキに速攻でS.O.S発信!
以前、XL125K2のジェネレーターの発電能力を上げるために同系列の車種の一次コイルを流用しようとした事がある。
結果はすべて失敗に終わりコイルを巻き直したのだったが、
その時に桃色の配線を見た記憶がある。
さらにHONDAの配線を解説している文章に桃色は「全波整流を前提とした電源」と書かれていた事も思い出した。
意味の分からないまま今日まで来たが、
今目の前にあるのがまさにそれだった。
‘75 XL125K2のシリコンレクチファイヤに繋がる配線は2本、XL125sは4本。
相談の結果、スパーキー・シゲアキは作ればいいと言う・・・。
そして某量販店で整流ダイオードを2セット買って来た。
1セット2個入りで約700円也。
「パーツ屋で買えば半分以下で済んだのに」と言うが、
約1,400円は純正部品を探す手間を考えれば安いものだった。
このエンジン載せ替え計画を実質的にスタートさせたのは2019年9月の事だった。
エンジンオイルの循環状態が原因でカムシャフトの交換を余儀なくされ、
純正部品を海外のオークションで探し当てるまで2ヶ月を要した。
古いバイクとは言え現行のモノには負けたくない!
と大口径のキャブレターを用いたのがトラブルの原因ではないとは言い切れないが、
後継モデルのXL125sのエンジンは見事なまでに各部が改良されている。
相変わらず修行僧のような休日を送っている『🔰若葉マークのS』のYAMAHA YB-1も、
他車種から流用したシートに目処が立って残すはフロントフォークのオイルシール交換とメンテナンス。
もちろん完成した訳ではない。
フロントフォークのインナーチューブの錆や蛇腹状のダストカバーが他車種のものでサイズが合っていない事など、
指摘される部分はまだ多く残っている。
次の週末は天気が良さそうなので出来る事なら早めに組み終えて試運転を、
と考えている。
『樵の巨匠』の貯木場ではシャクナゲが咲いていた。