拠所

憧 憬 の 轍

 

2021年6月3日 拠所

 

TVのニュースも新聞もCOVID-19ワクチン接種状況と開催まで50日を切った東京オリンピック/パラリンピックの事ばかりだ。

 

ワクチンの接種予約が取れずに早朝から列をなして並ぶ高齢者の映像を見て古い歌の歌詞を思い出した。

 

それはSimon & Garfunkelの「The Sound of Silence」の一節。

 

 And the people bowed and prayed

   To the neon god they made.

 And the sign flashed out it‘s warning.

In the words that it was forming, and the signs said.

“The words of the prophets are written on the subway walls and tenement halls”

 

ワクチンを「彼らが造り出したネオンの神」だと言うつもりはないが。

 

 

 

 

昨日(2日)の夕方、『スポカブ・ブラザース(弟)』から電話が入った。

 

『🔰若葉マークのS』が運転中にYB-1の後輪がロックして走れなくなったと言う。

 

作業場の近所での出来事だったが所用ですぐに行けなかった事と、

『樵の巨匠』のガレージの方が移動しやすいと判断した。

 

走行不能になった原因は後輪のブレーキパネルとトルクロッドを連結するボルトが外れた事によるものだった。

 

 

 

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ボルトはどこ行った?


                      

 

 

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原因は割ピンの不在?



 

 

振動でナットが緩み外れてしまったのだろう。

 

脱落防止のために割ピンが入る訳だが、

入れ忘れたのか錆びて千切れてしまったのかは分からない。

 

ボルトは奇跡的に車体に残っていた。

 

パーツリストに従ってスプリングワッシャーとナット、

割ピンを用意した。

 

メンテナンスがおろそかになりそうな部分でもあるので割ピンだけはステンレスで。

 

今日はまだ木曜日だが、

これもひとつの「緊急事態宣言」だったので午後の空いた時間で対処した。

 

その傍らでスポークを磨いていたのは『樵の巨匠』。

 

 

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割ピンを忘れてはイケマセン!


                

 

 

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一心不乱に・・・



 

 

先週末、『樵の巨匠』はTLR200で八甲田山麓の渓流で持参した蕎麦を啜っていたらしい。

 

さらに古いCOLEMANのGI・ストーブで湯を沸かしコーヒーを淹れたりも。

 

若い頃に林道走りにハマっていた血が還暦を過ぎて再燃したか? 

 

幼なじみの同級生としては、

それならそれで存分に楽しんで欲しいと思う。

 

次の週末はXL125に載せ替えたL125SEとPE28のセッティングに専念しようと思っている。

 

何かに憑りつかれたようにスポークを磨いている『樵の巨匠』を見ていてそう思った。

 

 

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真鍮ブラシで~


                         

 

 

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迷路の一歩手前で・・・



 

 

 

閑話休題 Fireflyは蝿じゃない

蛍が見たいと思った。

 

子供の頃、近所の小川や湿地で蛍を見た事はある。

 

その光景が特別にきれいだとか幻想的だとかは思わなかった。

 

かつては「東北の熱海」とまで言われた浅虫温泉だが、

往時の面影は既に残っていない。

 

海岸沿いにあった水族館も建て替えられて久しく、

国道のバイパス化と共に風景そのものが変わってしまった。

 

浅虫には蛍谷と言う地名がある。

 

温泉街を貫流する浅虫川の上流に築かれたダムも公募によって「浅虫ほたる湖」と名付けられた。

 

さらに本州に自生する3種類の蛍、

ヘイケボタルゲンジボタル、ヒメボタルが同じ水域で見られるのは数少ないと言う。

 

暗闇に飛ぶ蛍を観賞するイベントは今年もコロナ渦の影響で中止されるらしい。

 

だが蛍たちには関係のない事だ。

 

例年であれば7月初旬から中旬が見頃らしいので、

下見がてらに「浅虫ほたる湖」まで行ってみたい。

 

 

 

 

編集長のおまけ!

樵の巨匠からTLR200で八甲田山麓の渓流を楽しんで来たときの写真が

送られてきていたのでせっかくだから

うpしますね!

 

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