寒空に見た満月

憧 憬 の 轍

 

2021年12月22日 寒空に見た満月

 

沖縄の米軍基地で発生したクラスターが気になる。

 

オミクロン株が確認される前、

COVID-19の感染者は激減したが、

そのはっきりした原因は未だに分かっていない。

 

そうしている間に新たなオミクロン株だ。

 

一時期、沖縄の人口に対する感染者数が首都圏よりも多かった。

 

悪夢は繰り返されるのだろうか。

 

 

 

真冬日の寒さもオミクロン株も焼き尽くすほどの熱量。

 

一時期蔓延した「ストーブウイルス」は今のところ沈静化したままだが、

相変わらず燃えまくっているのは『大魔神・O氏』だ。

 

この季節に車検を終えたDUCATI900ssを見て目尻を下げている。

 

それと言うのも、

以前から気にかかっていたキャストホイールをアルミのスポークホイールに替えたとあって火に油を注いだ状態!

 

 

 

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ゴールドのキャストホイールが合わねぇ・・


         

 

 

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ん~ 確かに・・・



 

 

 

空いた時間は作業場の移転作業に費やしている。

 

移転先に移すものはほぼ移し終えた。

 

残った物は貰い手が決まっているか、

廃棄処分が決まっている物だけになった。

 

中でも厄介なのが古いタイヤとFRP製品などの産業廃棄物扱いの物だ。

 

タイヤは約50本。

 

知り合いの解体業者の伝手で格安で処分して貰える事になった。

 

この週末はクリスマスだが宗教的な背景はまったく感じられない。

 

ただ昨年よりも少し派手なイルミネーションが眩しいだけだ。

 

 

 

閑話休題 食事

 

26日から年末までの間、「余計な仕事」が増えた。

 

妹の家族が家族旅行に出かけるため、

飼っているアホな犬の世話をする事になった。

 

餌と水を替え、

散歩に連れ出すだけだが、

彼は状況がいつもと違っている事をすぐに察知するだろう。

 

以前にも同じような事は何度かあったが、

普段一緒にいる者がいない事にとても敏感だ。

 

ある愛犬家によれば「餌」と言う言い方自体が犬に対して失礼なのだとか。

 

ペットとは言え家族同然なら「食事」と言わなければならないそうだ。

 

子供の頃、

飼っていた犬には食事の残り物を与えていた。

 

さらに首輪こそ付けていたが放し飼いだった。

 

もちろんその犬はもう50年も前に姿を消したままだ。

 

自らの最期を知って飼い主のもとを去るのは、

犬としてのひとつの矜持なのかもしれない。

 

古い写真を見ながら思い出すのは、

ある愛犬家のアメリカ人が引っ越しの際に置いていったドッグフードを与え時の事だ。

 

1970年頃の日本の田舎で、

店頭に並ぶドッグフードを見た記憶は無い。

 

「こんなに美味いものがこの世にあったのか」と言わんばかりに一心不乱に食べていた姿が懐かしい。

 

今、もしもあの頃のような残り物の食事を与えたとしても、

ドッグフードしか口にした事の無い彼は匂いを嗅いですぐに横を向くだろう。

 

スーパーマーケットにもホームセンターにもペットフードの売り場があって当たり前の時代なのだから。

 

もしも明日、

1981年に公開された映画『The Road Warrior(邦題『MAD MAX 2)』のような時代が来たとして、

この犬は私に「食事」を分けてくれるだろうか。

 

『樵の巨匠』もキャットフードを猫よりも先に口に出来るのだろうか。