Days of CB400FOUR №13

Days  of  CB400FOUR
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録) 
№13
 
 
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2011220
 
 解体作業はほぼ完了。
 
スイングアームやバッテリーケースなど
 
黒で再塗装する予定の部品は
 
アルミナでブラストして錆止めを塗っておくことにする。
 
登録に必要な書類の再発行が絶望的なことから
 
1月に書類付きの輸出用のフレームを入手した。
 
このフレームのために
 
ある御宝(某芥川賞作家の初版45冊、サイン入りも有り)を売却。
 
フレーム自体は比較的に良い状態だが
 
塗装の下に錆が広がっているようなので
 
既存の塗料を全て剥離し
 
他の部品同様にアルミナでブラストすることにする。
 
フレームを丸ごと入れられるようなブラスターは造る気にもなれず
 
以前、XL250Rをレストアした時と同様に特大のビニル袋で
 
即席のサンドブラスターを用意した。
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特大ビニル袋の中にフレーム      こんなものでも結構イケる!
 
 
 
 
 
 
201137
 
昨日(6日 日曜日)は一日中フレームのブラストに費やし
 
今日も暇を見てはブラスト作業。
 
パイプ材は見た目よりも表面積が広く時間がかかる。
 
さらに使っているエアーコンプレッサーはタンク容量が小さいため
 
空気圧の上昇を待つ時間も長い。
 
 
 
 
 
201138
 
夕食後、ブラスト作業。
 
入隅部分の錆は見落とさないようにしなければならない。
 
408ccモデルと398ccモデルのエンジン型式の違いを知る。
 
CB400FE-***は408cc
 
398ccのエンジン型式はCB400E-***となる。
 
確信してはいたが、
 
今、目の前にあるのは間違いなくCB400FOUR 408ccだ。
 
シリンダー下部にあるはずの排気量の刻印は削り落とされている。
 
当初予想したとおり、
 
今で言うところの普通二輪免許
 
旧中型限定免許でこのバイクに乗るために
 
した事だろうがこのままでは車検が通らない。
 
排気量の刻印部分が手付かずのシリンダーブロックが必要だ。
 
しかし、見つかるだろうか?
 
     
 
 
 
2011730
 
5月以降、レストアよりも乗ることの方が忙しく
 
しばらく手をつけていなかった。
 
鉄にメッキの純正ホイールはサビがかなりひどく
 
再メッキするつもりでいたものの
 
メッキ工場が東日本大震災の影響で営業停止状態。
 
そこでGB400用の純正ホイールを入手し
 
塗装を除去してアルミを磨くことにする。
 
再メッキするための下地処理やメッキ後のメンテナンスを考えると
 
アルミのリムに換えた方が後々楽だ。
 
ホイールとタイヤのサイズも前後共に一回り幅の広いものになり
 
少しだけ今風に見える。
 
サンドブラストで塗装は比較的簡単に剥げたものの
 
きれいに磨くのは至難の技。
 
後悔先にたたずとは正にこのこと。
 
 
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下から取り外した状態、ブラスト済      塗装済みのハブに仮組
上段がバフ掛け後               ホイールもバフ掛け