2018-01-01から1年間の記事一覧
憧 憬 の 轍 2018年12月23日 Turning Point 昨日は冬至、1年で最も昼の短い日だった。 今日からまた夏至に向かって少しずつ、少しずつ日が長くなる。 冬真っ盛りの、そして平成最後の天皇誕生日でもある。 平成に替わる元号はまだ発表されていないが、昭和生…
憧 憬 の 轍 2018年12月18日 意見 ホワイトハウスの請願サイト「We the People」に、ハワイ在住の日系人が沖縄の名護市辺野古に新しく建設されようとしている基地の工事中断を訴えたのは今月8日の事だった。 アメリカ政府はこのサイト上に開始から1ヶ月以内…
憧 憬 の 轍 2018年12月16日 自己責任 前にも同じような事を書いたが今年は季節の移り変わりが早い。 早いと言うか、いきなり変わると言うか、要するに季節の猶予期間が短かったような気がする。 11月が終わる頃に例年よりも遅い初雪を観測して以来、このま…
憧 憬 の 轍 2018年12月9日 対応不能・・・ヤバイ! 冬至まで2週間足らず。 日が短いと言うより暗くなるのが早い。 さらに3日前からの寒波で一気に冬本番と言った感じの週末だった。 南方で暮らす友人は今ひとつ理解していないようだが、 “寒さ”は“暑さ”と同…
憧 憬 の 轍 2018年12月2日 思い出と憧れ 公私ともにナンだカンだと忙しかった、と言うより慌ただしかった。 ほぼこの2週間、バイクに触ってもいないし、既に初雪も見て乗れる時期でもない。 “禁断症状”が現れるかと思ったが、既に次のシーズンの事を考えて…
憧 憬 の 轍 2018年11月18日 無知の知 北海道では初雪が観測されたようだが平年よりも2週間以上遅かった。 今後は一気に冬に向かうとの予報も出ている中、気象庁はエルニーニョの発生を報じ、この冬は暖冬との報道もある。 ただこのエルニーニョについては国…
憧 憬 の 轍 2018年11月11日 今年もYEE!って、何がそんなにYEEんだ? 「今年も11月11日がやって来た」と昨年も書いた。 今日が最も多くの「ナントカ」の日であることやショッカーのパンツを買った事も。 「一般社団法人日本記念日協会」なる団体が2013年に…
憧 憬 の 轍 2018年11月4日 憂鬱な月曜日の前に フリージャーナリスト安田純平氏の帰還によって語られる 「自己責任論」があらぬ方向に進んでいるように思う。 国会がLGBTを議論する時代なのだから、様々な意見があり、 価値観の多様化を認めなければならな…
憧 憬 の 轍 2018年11月3日 紅葉と日帰り湯治 冬が近づくと行きたくなるのがキャンプと温泉。 温泉の近くでキャンプすればいいだけの事だが、 諸般の事情でなかなか出来ない。 いくら行きたくても、さすがに雨混じりの雪の中ではテントを張りたくない。 車を…
憧 憬 の 轍 2018年10月28日 自己責任 フリージャーナリストの安田純平氏が3年4ヶ月におよぶ拘束の末に帰国した。 そのニュースに2015年1月に非業の死を遂げた後藤健二氏の事を思い出した。 退避勧告の出されている国や地域に行き、何かの不手際によって拘束…
憧 憬 の 轍 2018年10月23日 回帰と邂逅の時間旅行 番外編7 フィルムスキャナ。 要するに“フィルムを読み取る”機械。 一眼レフカメラを初めて手にして以来、ネガはほぼすべて保管してある。 デジタルが一般的になって銀塩フィルムを使う事はほとんどなくなっ…
憧 憬 の 轍 2018年10月21日 霜降も近い 10月も末が近づき日増しに日が短くなっている。 そればかりか朝夕の低い気温と日中の小春日和が、 秋も終わりに近いことを知らせている。 10月に入って以来、思い出したように気になりだした蔦沼の紅葉。 3年ぶりに朝…
憧 憬 の 轍 2018年10月14日 さまざまな準備 春には桜前線の北上が日々伝えられるように、 秋は紅葉前線の南下が伝えられる。 八甲田山や岩木山は見頃を迎えているらしい。 おそらく八幡平も色づいている頃だ。 気になる蔦沼の見頃は例年10月20日前後。 次の…
憧 憬 の 轍 2018年10月7日 嵐がもたらすもの 連休、とは言え天気が悪い。 台風24号の後を追うように発生し北上している25号の影響らしい。 いつもなら山が色づく頃の話題は間近な冬の事、 雪の量や冷え込みの厳しさだが、 今年は台風の話題が尽きない。 台…
憧 憬 の 轍 2018年9月30日 備えあれば 明日から10月。 9月を振り返ると 台風21号が関西地方に大きな被害をもたらしたかと思えば北海道で地震。 そして今度は台風24号、 さらに25号が後を追うように沖縄に近づいている。 台風情報を聞きながらこれを書いてい…
憧 憬 の 轍 2018年9月23日 Scrap & Build 秋分の日。わざわざ秋だと言われなくても北国には既に秋風が吹いている。 それでもまだ山の景色は圧倒的に緑が多い。 冬に向かう季節はいつも駆け足で、 気が付けば置いてけぼりにされている。 昨年11月に入手し解…
憧 憬 の 轍 2018年9月16日 まだ蝉が鳴いている 昼間の日差しにはまだ夏の名残が残っていても感じる風は秋そのもの。 もしかしたらバイク乗りはいち早く季節を感じ取るのかもしれない。 そして秋は四季の中で最も色彩豊かな美しい季節だ。 そんな季節を駆け…
憧 憬 の 轍 2018年9月9日 遠雷 台風21号は関西方面に甚大な被害を残して日本海を北上した。 被害の全容も報じられぬ間に、 今度は北海道で大地震。 以前も同じような事を書いたが 日本列島は既に被災地だらけの「災害列島」だ。 6日、朝から道内の知人や親…
憧 憬 の 轍 2018年9月2日 秋風 8月のカレンダーを破り去る時、 今年も残り4分の一かと思ったらため息が漏れた。 季節が夏へ向かう時期とは裏腹に「9月」の文字に一抹の寂しさを感じた。 気温は低くないが風は少々冷たい。 9月から10月にかけて、 週末ごとに…
憧 憬 の 轍 2018年9月1日 乞い願わくは厄払い 二百十日。 立春から数えて210日目、 稲の果時期を意味する雑節と覚えていたが、 台風の襲来する時期でもあり 農家や漁師にとっては厄日として認識されてきた。 越中八尾の「おわら風の盆」が、 風を鎮める豊年…
憧 憬 の 轍 2018年8月26日 類は友を呼ぶ 処暑を過ぎて、 暑いと言っても一時期ほどでなくなった。 残暑が無いまま秋を迎え、 気付けば冬がすぐそこまで来ているような年が続いたが、 今年は秋を楽しめそうだ。 編集長のGB250も特攻隊長や「林道1号」のT氏の…
憧 憬 の 轍 2018年8月18日 1969年8月18日、そして19日 今年も甲子園が熱い。 秋田県代表の県立金足農業高校の快進撃に手を汗握る日が続いている。 他県の代表なのになぜこんなに応援したくなるのか不思議だが、 おそらくそれは50年前の今日、 この街を覆っ…
憧 憬 の 轍 2018年8月15日 忘れてはならない事 平成最後の終戦記念日。 戦後73年。 太平洋戦争の終結が今の日本にとって どれほど大きな事だったかは言うに及ばない。 幾つもの新しい祝祭日が作られる中、 今日が祝日とされていないのはなぜだろう。 8月12…
憧 憬 の 轍 2018年8月12日 戒 台風のニュースと天気予報から目が離せない。 北国に暮らす者は台風や大雨がもたらす被害に対して危機感が薄いように思える。 昭和中期生まれの世代にとって、 初めて経験した大きな災害は昭和43年(1968年)の十勝沖地震だっ…
憧 憬 の 轍 2018年8月3日 徒手空拳 二十四節気の大暑から10日あまり、来週には立秋を迎える。 北東北では「盆が過ぎれば秋」と昔から言われてきた。 すなわち今が夏の盛りなのだろうが、それにしても暑い日が続いた。 「想定外の~」とか「これまでに経験の…
憧 憬 の 轍 2018年7月29日 走り去る者 北東北の各地で夏祭りが始まろうとしている。 八戸の三社大祭は7月31日に前夜祭、津軽では青森のねぶた、 弘前のねぷた、五所川原の立佞武多、 その他各市町村の祭りで8月は何処へ行っても祭りだらけ。 八戸の三社大…
憧 憬 の 轍 2018年7月27日 大脱輪だけどプライド―ゴジラ 台風12号の見たこともない進路予想を話題にしていたはずが、いつの間にか来年5月全米公開予定の映画「Godzilla-King of Monsters」の話で盛り上がってしまった。自分と「樵の巨匠」との、いわゆるチ…
憧 憬 の 轍 2018年7月22日 もう一度 西日本を襲った豪雨被害の続報をテレビで観ていて思い出したのは、 東日本大震災の1ヶ月後に三陸の村で見た光景だった。 真新しい家電製品が種類ごとに分別されて山のように積み上げられていた。 それは「地域経済の死…
憧 憬 の 轍 2018年7月15日 突然の夏 体感温度が40度以上。 各地で猛暑が記録された。 北東北は日中、うだるような暑さでも日が落ちれば涼しく初秋のようだ。 「異常気象」と言ってしまえばそれまでだが、季節感も変わってしまった。 制定当初7月20日だった…
憧 憬 の 轍 2018年7月9日 希望 西日本の記録的な豪雨被害に遭われた方々に、 心からお見舞いを申し上げます。 祈 氾濫した川に流される車や泥水に浸かった市街地。 崩壊した建物や救助を待つ人。 災害の全容が明らかになるにつれて被災者の数は増えていく。…