2022-01-01から1年間の記事一覧

これもひとつの区切りとして

憧 憬 の 轍 2022年12月28日 これもひとつの区切りとして 年末年始は寒気が周期的に日本列島を覆うと予想されている。 このまま雪の無い状態で年を越しそうな気配もあるが、朝起きたら一面が真っ白と言う事もある。 年明けに日本列島に流れ込むと予想されて…

Happy Holidays  Once Again 5th

憧 憬 の 轍 2022年12月25日 Happy Holidays Once Again 5th 強い冬型の気圧配置と伴う寒気のために大雪が降る予報とは裏腹に雨が降った。 雨は積もっていた雪を溶かし、街の景色を変えてしまった。 雪の少ない年でもこの時期には雪でホワイトクリスマス…

下宿屋の裸電球 番外編20

憧 憬 の 轍 2022年12月15日 下宿屋の裸電球 番外編20 「下宿屋」 1975年(昭和50年) 阿久悠作詞 森田公一作曲 窓に腰かけあの人は 暮れてゆく空見つめつつ 白い横顔くもらせて 今日は別れに来たと言う だらだら坂のてっぺんの あの下宿屋のおもいでは 泣い…

胸中成竹 Once Again 4th

憧 憬 の 轍 2022年12月18日 胸中成竹 Once Again 4th 朝、窓の外を見て溜息をつく。 夜の間に降った雪の始末に費やす時間はそう長いものではないとしても、億劫な事だけは間違いないからだ。 本格的な冬を迎えるまではまだ間がある。 今年も残すところ2週…

今一度、立ち止まって

憧 憬 の 轍 2022年12月11日 今一度、立ち止まって 夕暮れを迎える度に日が短くなったと思う。 冬至が近いのだから当たり前の事だ。 薄暗くなった庭先に積もった雪を見ながら、これまでに経験して来た冬を思い返す。庭先の雪はまだ地面が見えなくなる程では…

Let it be  Once Again  3rd

憧 憬 の 轍 2022年12月4日 Let it be Once Again 3rd 真冬並みの寒気が入ってチラチラと降る雪を見たのは数日前の夕方だった。 初雪だったが積もるほどではない。 ただ寒気は南下し冬型の気圧配置が強まる影響で最低気温はついに氷点下。 「真冬日」と言…

Once Again  2nd のオマケ

憧 憬 の 轍 2022年11月28日 Once Again 2nd のオマケ 昨夜のFIFAワールドカップ、日本―コスタリカ戦は17:00からの実況中継だった。 日曜日の夜と言う事もあって気持ちよく祝杯を挙げて床に就くはずだったが・・・。 その結果にヤケ酒を手にした人も少なく…

Once Again  2nd

憧 憬 の 轍 2022年11月27日 Once Again 2nd 特別にサッカーが好きな訳でも無いのにFIFA ワールドカップの対戦結果が気にかかる。 それは贔屓のチームや選手がいるからではなく、有利と思われているチームが負けたり、あるいは負けそうになったり、そんな場…

Once Again  1st

憧 憬 の 轍 2022年11月26日 Once Again 1st それは10月8日の朝、夜半の雨に濡れたアスファルトに広がる虹色の油のシミを、キャブレターがオーバーフローを起こしていると勘違いしたことから始まった。 恒例の「1泊ツーリング」に出かけようとした朝の事だ…

この冬の過ごし方は・・・

憧 憬 の 轍 2022年11月20日 この冬の過ごし方は・・・ 11月も既に後半に差しかかり初雪を見る日が近い事を予感している。 気温は昼過ぎに何とか10℃を越えたが、朝方は2度台だった。 日常の足として使っている4輪車のタイヤやワイパーの交換をはじめ、様々な…

予測不能

憧 憬 の 轍 2022年11月13日 予測不能 少しでも寒気が緩むと嬉しい。 それが週末ならなお嬉しい。 しかし緩んだ寒気に雨を予感する。 今さら確かめる必要もないほど繰り返されて来た季節の変わり目はいつもどこか慌ただしい。 街を歩けばハロウィンの飾り付…

欠伸の後の溜息

憧 憬 の 轍 2022年11月6日 欠伸の後の溜息 紅葉の後を追う様に各地の山々の初冠雪が伝えられてきたが、ついに初雪の便りが届く。 平年よりは遅いと言っても確実に冬が近づいている。 KAWASAKI ELIMINATOR 250(EL250B-1)のキャブレター、KEIHIN CVK30をオー…

小春日和に

憧 憬 の 轍 2022年10月30日 小春日和に 季節が夏へ向かう頃ならたとえ天気が悪くても一抹の期待感がある。 日増しに日が長くなり、気温も上がる。 そんな季節とは裏腹にカレンダーの残りが2枚だけになろうとしている今、比較的に温暖な週末は貴重な時間だ。…

階(きざはし)

憧 憬 の 轍 2022年10月27日 階(きざはし) 各地から初冠雪とか初氷の便りが届く。 県内でも既に0℃を下回る最低気温が記録された。 薪ストーブ、と言うより廃材を燃やして暖を採っていた頃が懐かしい。 移転した作業場で薪ストーブを使う事を考えて来たが…

霜降 冬の始まり

憧 憬 の 轍 2022年10月23日 霜降 冬の始まり 最低気温は辛くも2ケタだが最高気温が20℃以上の日は今後の期待できない。 朝夕はストーブが必要だし、天気が良くても1枚上に羽織る物が手放せない。 遠くに見える山の彩も日増しに進み、里が色づく日も近い…

憧 憬 の 轍 2022年10月19日 問 四季のある日本は秋が最も美しい季節だと言う。 特に紅葉は移り変わる季節を感じさせる。 日本だけでなく世界中で収穫祭が催されるのも秋だ。 「実りの秋」。それはやがて訪れる冬に備える事を意味する。 余裕をもって冬を乗…

秋桜ゆれて

憧 憬 の 轍 2022年10月16日 秋桜ゆれて 遠くに見える山が色づいている。 急激に下がった気温が紅葉を早めたのかも知れない。 今年は夏らしい夏も残暑もないままに秋が来たような気がする。 せめて霜が降りる前に海へ行ってみたいと思っている。 『トーハツ…

道標が見えない 

憧 憬 の 轍 2022年10月10日 道標が見えない 巻雲の空を鳥が飛んでいく。 長い旅が始まったばかりなのか隊列に乱れがあった。 今夜はどこで翼を休め、そしてどこを目指しているのか。 高くなった空に向かって問いかけてみたかった。 8日朝、恒例の1泊ツーリ…

備えとは

憧 憬 の 轍 2022年10月2日 備えとは 第二次世界大戦を経験した世代を親に持つ世代とそうでは無い世代では、「戦争」に対するイメージが大きく違うらしい。 さらに自衛隊や米軍基地が間近な所で暮らしているか否かによっても違いがあるのは当然だろう。 西の…

彼岸花

憧 憬 の 轍 2022年9月25日 彼岸花 明日は秋彼岸の明けとあって彼岸花も枯れかけている。 「曼珠沙華」と呼ばれる赤い花が一般的だが、最近は白や青などの花もあるらしい。 逝く夏を惜しむように上向きの細い花弁が伸びている。 「彼岸」の風習は同じ仏教徒…

嵐はこれから

憧 憬 の 轍 2022年9月18日 嵐はこれから 天気予報や台風の進路予想から目が離せない1週間だった。 15日に見た台風14号の雲域の広さは既に大型台風の様相を成していた。 同じ大型でも11号は大陸寄りの進路をとったが、14号は日本列島を縦断するような進路が…

それを憂うのではなく

憧 憬 の 轍 2022年9月11日 それを憂うのではなく 昼間、まだ夏は終わっていないとばかりに蝉が鳴いていた。 それが夕暮れと共に鈴虫やコオロギの声に替わる。 夜、十五夜を過ぎて間もない月はまだ丸く、欠けてはいないが薄い雲に覆われていた。 先週末、『…

秋晴れには程遠い

憧 憬 の 轍 2022年9月4日 秋晴れには程遠い 巨大な台風11号は東シナ海をゆっくりと北上している。 今後、進路を東寄りに変えて北上すると予想されている。 仮に大陸寄りに進んだとしても規模が大きいので日本海側の地域には何らかの影響が出そうだ。 線状降…

八朔 「田の実」は「頼み」

憧 憬 の 轍 2022年8月28日 八朔 「田の実」は「頼み」 8月最後の週末。 早いもので今年も2/3が終わろうとしている。 不順な天候に夏は既に諦めたが、まだ秋は諦めていない。 北東北の秋は紅葉に彩られるだけでなく、多くの農作物の収穫の季節でもある。 と…

処暑を目前にして

憧 憬 の 轍 2022年8月21日 処暑を目前にして 毎朝その日の天気予報を見ている。 さらに2週間予報も見ているが最高気温が30℃を超える日は数えるほども無い。 朝夕は20度前後で過ごしやすいのは確かだが、夜風は既に秋の匂いがしているし虫も鳴いている。 北…

諦めの夏

憧 憬 の 轍 2022年8月15日 諦めの夏 終戦の日。 1945年の今日、昭和天皇はいわゆる玉音放送で戦争の終結を宣言した。 それから77年、日本は実質的な戦争をしていない。 それはある意味で誇らしい事だが反面、「平和ボケ」と言われる状態を生んでいるのかも…

胸騒ぎの向こうに

憧 憬 の 轍 2022年8月13日 胸騒ぎの向こうに 気象庁によれば台風8号は夕方5時頃に伊豆半島に上陸したが、14日未明には日本の東海上へ抜ける見込みらしい。 静岡県では強風や大雨のために土砂崩れも発生したようだ。 線状降水帯の発生によって猛烈な雨が降っ…

諦めない事、投げ出さない事、信じぬく事。

憧 憬 の 轍 2022年8月11日 諦めない事、投げ出さない事、信じぬく事。 津軽地方と秋田県北部が大雨に見舞われてから2日、テレビの画面には警報や避難所に関する文字情報が映し出されたままだ。 被害状況も次第に判明している。 警戒レベルは徐々に引き下げ…

結ぼれる・・・

憧 憬 の 轍 2022年8月9日 結ぼれる・・・ 今日9日、県内は津軽地方だけでなく大雨に見舞われた。 今朝の時点で岩木川は氾濫危険水位に達し、鯵ヶ沢町では冠水した道路で数台の車が水没している。 深浦町では午前と午後の2回にわたって「記録的短時間大雨情…

立秋 涼風至

憧 憬 の 轍 2022年8月7日 立秋 涼風至 7月のカレンダーを破り去って以来、天気は愚図ついている。 抜けるような夏空を見る事が無いまま秋を迎えるのかも知れない。 COVID19の感染者が急増している事だけでも気が重くなると言うに、大雨による災害のニュース…