憧 憬 の 轍

 
憧 憬 の 轍
 
 
 

2016422 Weekendof CB400Four

 
 
 
 
1968年(昭和43年)516日の十勝沖地震
 
三陸沖北部地震の際に小学校に校庭に走った地割れ。
 
その向うにある高等学校の校舎はV字型に折れた。
 
震度5だった。
 
数日間の休校。家の前の井戸で水を汲み、
 
夜はカーバイトランプを灯した。
 
50年近い時間が過ぎても忘れない記憶。
 
 
 
 
 
 
エンジンをかけてキャブレターの同調と点火タイミングの調整。

イメージ 1  イメージ 2

この状態が・・・                            こうなって・・・、エンジン始動!

 

イメージ 3  イメージ 4

キャブレター同調 バキューム圧20cmHg                      点火タイミング調整

 
前回の車検で指摘されたのはヘッドライトの光量。
 
純正のタングステン球はそれ自体明るいはずもなく、
 
黒ずんだバルブでは合格するはずもなかった。
 
急遽H4のハロゲン球のライトに付け替えて辛くも合格。
 
純正と同径のレンズに6555wのH4球を組み込み、
 
ヘッドライトに関係する接点やスイッチの内部まで磨き直し。

これでもダメならリレーハーネスで
 
バッテリーから直接電源を取るしかない。
 
 

エアクリーナーをパワーフルターに代えた時、
 
ブローバイガスを大気開放にするために
 
ホースの末端にフィルターを付けてエアクリーナーボックスに入れた。
 
本来ホースはエアチャンバーに接続され、
 
ガスを再びキャブレターから吸い込むように設計されている。

 
このエンジンはブローバイガスが多いと言われている。
 
ガスが多いということはオイルミストも多いと思わなければならない。
 
エアクリーナーボックスにピッタリ入る
 
キャッチタンクがあればいいと思うが、
 
そんな都合の良いモノがある訳がない。
 
ちょうど良い形とサイズのタンクを作らなければならない事になる訳だが、
 
どのくらいの走行距離でどのくらいの堆積物が出るのかを調べるために
 
空き缶を利用してタンクを試作する。