= Days of CB400FOUR =
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録)
№32
2012年7月1日
自分なりに完成と言えるまでにはまだ幾つか足りない部品や
気に入らない部分もあるが、
車検を受けるために必要な部品は全て揃った。
新しい部品を組み付けるだけの作業なので短時間で終わる。
既に組み立て済みのキャブレターを載せれば
エンジンの始動となる訳だが、
配線類の確認を急ぐ。
またホーンやウインカー、ストップランプ、ヘッドライト
ブレーキスイッチ、セルモーターなどの
作動状態と調整も先に済ませることにする。
キャブレターの取り付けを後に回し、
マフラーとエグゾ―ストパイプに手をつけたものの、
今回もっとも手をつけたくない部分。
なぜならばメッキ仕上げの部品の補修はどんなに頑張ったところで
工場に依頼しなければならないからだ。
それを嫌ってフェンダーやマフラーを塗装で仕上げるのも面白くない。
さらにエグゾーストパイプはサビが出ているだけでなく
4本のうち2本に潰れがある。
これも直すには専門業者に依頼しなければならない。
現時点での目標は車検の取得と実走出来ることなので、
出来る限りサビを落とし、
とりあえず使える状態にすることで妥協するしかない。
市販のサビ取り剤や真鍮ブラシでサビを落とし
バフ掛けする程度しか自分で出来ることは無い。
ヨシムラやモリワキなどの当時流行っていた
社外品を付けることも安価で入手できれば考えてはいるが、
オリジナルのマフラー形状が実は気に入っている。
エキパイ内部のカーボン マフラーパッキンは炭化し固着が著しい
シリンダーブロックとの間に入るパッキンが このパッキンも純正が手に入った
はいっていなかった