After days of CB400Four
☆月光仮面になりたくて☆
その参
2013年11月16日
シリンダーヘッド廻りをバラす
それにしても面倒くせぇ~シリンダヘッド
カムチェーンがクリップ式だったからよかったものの
エンドレスならクランクケースの中まで
バラさなければシリンダーヘッドが外れない作り
まぁ、カムシャフトを外せば何とかなると思うけど
もう少し新しい時代のエンジンならヘッドカバーを外せば
カムギヤやらカムシャフトが楽に外せる構造になっていると思うと
この時代のHONDAは何を考えていたんだろう?
そして現れたピストンは高圧縮型
いわゆるハイコンプレッションタイプ
上部が盛り上がったピストンを見てO氏は
「もしかして・・・このエンジンはチューニングしてたんじゃないの?」
って興奮気味!
大魔神に変身しそうな荒い鼻息
興奮しているのは彼だけではない
バラしている自分もこのワクワク感に小躍りしそうだ
こんな(失礼)実用車にハイコンプピストン使うなんて
それこそ当時のHONDAは何を考えていたんだろう?
シリンダーのスタッドボルトが抜ければ
シリンダーを残したままエンジン本体を逆さまにして
クランクケースの下側を外したかったが
スタッドボルトは6本のうち4本が頑固に抜けてくれない
シリンダーを外して次なる手段を考える
外したシリンダーは漏れたオイルが固着して
排気量の表示さえ読めない
こんなところに50年と言う時間の長さを
感じていても仕方ないのだが・・・
たかが50年、されど50年。自分の人生とほぼ同じ時間がそこにはある。
シリンダーヘッドを外したエンジン 真っ黒・・・
外したシリンダーヘッド シリンダーヘッド裏側(燃焼室側)
外したシリンダーとシリンダーヘッドを洗い油に漬け
スタッドボルトを抜く作業に
潤滑剤をたっぷりと滲み込ませただけでは
抜ける気配はないのでガスバーナーで炙る
結果、比較的簡単に4本とも抜けた
一件落着ってか?