After days of CB400Four
☆月光仮面になりたくて☆
その弐
2013年11月10日
フレームやフェンダーなどの塗装部分はとりあえず手をつけずに
足廻りとエンジンを重点的にリストアする予定
とは言えフェンダーやフレームの裏側は
完璧な防錆処理が必要なので結果的には全部バラすことになる
まずはエンジンの取り外し
フレームに吊り下げた格好で取り付けられているので作業はしやすい
数本の配線類とクラッチやキャブレターのワイヤー
ドライブチェーンを外せば簡単に真下にエンジンを下ろす事が出来る
このあたりはスーパーカブなどと同じだ
クレードルフレームに比べると格段に簡単!
エンジンが付いていないと結構マヌケな・・・ 外したエンジン。思ったよりも軽い
バイク丸ごと一気にバラしてしまおうかとも考えていたが
3日と空けずにオーナーのO氏は眺めに来るので
少しでも原形を留めて作業を進める事にしよう
どうやら彼は3日以上バイクに触れないと禁断症状が出る体質らしく
それこそ大魔神に変身されても困るので
フレームや足廻りに手をつける前にエンジンを仕上げなければ・・・!?
1960年代当初
125ccのエンジンは単気筒が一般的な時代に
2気筒と言うレイアウトは先進的な構造だったのだろう
今の時代の125ccエンジンに比べれば非力この上ないが
諸外国が真似出来ない技術はこうして培われて来たことの証だ
今、まさに温故知新。Maid in Japanを誇りに思った
明日54歳の誕生日を迎える私に
このバイクのリストアは最高のプレゼントなのかもしれない
CB400Fourの時は「お前は風だ」が「お前は風邪だ」
にならないように頑張ったつもりだが
今回は風どころか「疾風」にならなければならない!