2015 越 冬 日 記

 
越 冬 日 記
 
 
diary 10
 
 
2015年2月15
 
 
先週、久々にXL250Rのメンテナンスしたせいか昔の事を思い出していた。
 
1985年頃、カップヌードルのCMがパリダカールラリーの映像を使っていて、
 
短い映像ながら当時、「カッコイイ~!」って思って観ていた。
(BGMはフォルテシモ、ハウンドドッグ)
 
興味のある人は・・・ https://www.youtube.com/watch?v=dg61c6l227o
 
夕暮れの砂漠で金属製の水筒で湯を沸かして
 
カップヌードルを啜る若いライダーや、
 
トラブルから炎上してしまった車の傍で頭を抱えている男、
 
なんの目標物も無い砂漠を猛スピードで走る車やバイク・・・。
 
ただカップヌードルを食べているシーンでは皆一様にフォークを使っていた。
 
まぁ、外国人に箸を使えってこと自体が無理な時代だったなぁ。
 
今では見かけることは無いがカップヌードル自動販売機まであって、
 
透明なプラスチックのフォークが添えられていた。
 
真似して使ってはみたけどやっぱり箸の方が使いやすかったのも懐かしい話。
(この話がわかる人は年齢もわかる!)
 
今年のキャンプツーリングにはカップヌードル持って行くぞ~!
 
 
ヒロさんことT氏のTLR200もそろそろ大詰め。
 
細かい事を言えば手を付けなければならない所は数多くあるが、
 
とりあえずキャンプツーリングに使えるレベルを目標にしている。
 
懸念事項のひとつだったキックレバー、
 
新たに入手したノーマルのレバーにもクラックが入っていたため、
 
別の車種のパーツと組み合わせた。
 
クラックしたノーマルのパーツは後日、
 
溶接で補修してストックに回すことにする。
 
イメージ 1  イメージ 2
ストッパーの付け根の部分にクラック                                     何とか繋がっている状態
 
 
イメージ 3  イメージ 4 
左:TLR200用 右:車種不明                                          ストッパーが付いていない
 
またドライブスプロケットは本来13Tなのだが9Tが付いていた。
 
競技をするのでなければ必要の無いサイズだし、
 
ツーリングを目的とすることから14Tを選択。
 
9Tのスプロケットはフィキシングプレートが使えないほど小さいため
 
サークリップで取り付けられていた。
 
ちょうど良いサイズのフィキシングプレートが手元に無かったので、
 
後日注文する事にしてサークリップで仮付け。
 
 
イメージ 5  イメージ 6
左:9T 右:14T                                                      サークリップで仮付け
 
ヒロさんことT氏はドライブスプロケットが9Tで、
 
足回りもスカスカの状態でしかこのバイクに乗ったことがない。
 
フロントサスペンションをオーバーホールし、
 
リアサスペンションは交換、
 
さらにドライブスプロケットを14Tに交換した事によって
 
かなり変わった印象を受けると思う。
 
2月も中旬だと言うのに相変わらず雪は少ない。
 
天気さえ良ければ来週末にでも試乗してみようと思う。
 
そして雪が溶けて暖かくなり次第に出かける予定のツーリング、
 
行き先に思いを馳せながら今日の作業は終了。
 
それにしても「ジャミニー」こと某洗濯屋の
 
JIMNYが来るたびに作業場は忙しない!!!
 
 
 
 
カップヌードル自動販売機のことを書きながら思い出したのは
 
ガソリンの自動販売機のことだ。
 
今や当たり前になったセルフのガソリンスタンドの事ではない。
 
30年以上前の北海道での話だ。
 
記憶している限りでは狩勝峠長万部
 
ドライブイン街のはずれにあった事を覚えている。
 
旭川から層雲峡方面へ向かう途中や中山峠にもあったような気もする。
 
細かい事は忘れたが1リットルあたりの単価は少々高かった。
 
それでも夜中や土地勘の無い旅行者にはけっこう役立っていた。
 
本州から来たツーリングライダーがそこで給油ついでにジュースを飲んだり、
 
それこそカップヌードルを啜っていたのを何度か見かけた。
 
ガソリンスタンドに関する法的なことについては知らないが、
 
セルフのスタンドが許可された頃の事を考えると
 
スゴイモノが存在していたと思う。
 
もしかして今でもあるのだろうか?
 
先日、若い連中にこの話しをしたら一笑されてしまったが、
 
知っている人は知っている話だ。
 
あの「ガソリン」とだけ書かれた、
 
赤とも朱色ともつかない色の金属製の箱も懐かしい。
 
幸か不幸か一度も利用した事が無かったが、
 
今考えれば一度くらい使ってみるべきだったかな?