2015 越 冬 日 記

 
After days of CB400Four
 
 
越 冬 日 記
 
 
diary 11
 
2015年2月22
 
 
前回、ガソリンの自動販売機の事を書いたところ、
 
「ウソでしょう?」とか「詳しく教えて欲しい」とか数人から訊ねられた。
 
私のような者が書いていることなので信じてもらえないのかもしれないが、
 
存在していたのは事実です! 

 
「駅前にあったよな~」とか「出てくる湯が温かった」
 
とか覚えている人もけっこういるようだが、
 
ガソリンの自動販売機は北海道限定だったのだろうか?
 

東南アジアでは「今も普通にどこにでもある」と言う話しもあるが・・・。

 
 
TLR200のキャリアに着手。
 
トライアル用のマシンは軽くスリムに作られているので実用第一、
 
質実剛健などと言うわけにもいかない。
 
シングルシートで一人乗りなのでシート後部のスペースは広いが、
 
バカデカいキャリアを作るわけにもいかない。
 
ヒロさんことT氏と相談の結果、
 
サイドバッグをメインに使い、
 
キャリアには長尺物(テントのポールや幕体、マット類)
 
などをネットやゴムバンドを用いて積むようなキャリアにしようと言うことになった。
 
さらにサイドバッグ用のキャリア(サイドバッグサポート)は取り外せるようにして、
 
キャンプツーリングの時だけ使う事に。          

話を進めるに連れて難易度は増すが少しでも満足出来る物が欲しい。
 
極力スリムにしたつもりだがシート後部のスペースが広いため、
 
立派な重量運搬仕様。
 

このバイクも「過積載軍団」の仲間入りだ。

 
9㎜の丸鋼で形を検討し主要な部分をパイプ材で作ろうと考えている。
 
実はT氏はまだ知らないが用意したパイプ材はアウトドア用のイスの脚部。
 
使用状況がヨロシクないのか、
 
すでに3脚ほど壊れ写真に写っている最後の1客も満身創痍の状態。
 
 

 
イメージ 1  イメージ 2
これはまだ検討段階                      最後の1

 
要部分だけでも組み立ててしまいたかったが丸鋼がうまく溶接出来ない。
 
100V電源で比較的低圧で溶接しているためか母材がうまく溶けてくれない。
 
加えて私のようなヘタクソの仕業である。
 
基本的なことから検討しなおす事を決めたが気が付くと試乗する時間が無い!
 
2月とは思えない春のような一日を無駄にしてしまった。

 

 
 

カップヌードルのCMのことを書いてからのCMを幾つも思い出した。
 
中でもCMでありながら一本の映画に匹敵するくらいの感動を覚えたのがトリスのCM。
 
これも1980年代のもの。

映画やテレビドラマに比べて圧倒的に短い時間に集約された「物語」がそこにある。

 
さらに短いのは何と言っても静止画像、スチールだ。
 
決して動かない「瞬間」は1日(24時間)×60分×60秒、
 
すなわち86,400秒の中の一瞬、
 
時に1000分の1秒以上の正しく瞬間を捉えたものだ。瞬きしているヒマなどない。
 
10代の頃、あこがれた報道カメラマンがいた。
 
澤田教一青森県人。三沢基地写真屋で働いていた時期もあった。
 
後にUPIに入社するが自費でベトナム戦争を取材し
 
ピューリッツアー賞を受賞した、今や伝説的な報道写真家でもある。
 
静止画像は時に動画では成しえないほどの衝撃を見る者に与える。
 
ここに映し出される「瞬間」の数々にあなたは何を感じ、何を思うだろうか?