憧 憬 の 轍

 
憧 憬 の 轍
 
 
2016124日 誤解を与えてしまったようです
 
 
前回の記事でタイトルも記事内容も
 
エンジンの試運転をしたかのような事を書いてしまいましたが、
 
エンジンはまだ始動しておりません。
 
“暖機運転が終わった”のは作業をしている私自身の状態です。
 
 
ところで・・・、
 
沖縄本島でも初の霙が観測されたほどの寒波が日本列島を覆っている。
 
霙は雪として観測される。
 
沖縄大好き、海大好きの私としては、
 
そんな有り得ないような沖縄も見てみたい気がする。
 
海水温が急激に低下すると
 
魚が仮死状態になって浜に打ち上げられる事もあるらしい。
 
ん~、沖縄行きたい・・・。
 
 
 
オークションで手に入れたライトケースが届き、
 
ヘッドライト廻りと配線の位置を決める。
 
ライトケースはエルシノア125のもの。
 
ケースの上部にハイビームのパイロットランプが付いている。
 
「樵の巨匠」から預かった部品類の中にあった
 
ライトケースのリムは少々錆が出ていたが、
 
バフ磨きで綺麗になったので
 
入手したケースに合わせてみると予想通りピッタリ!
 
ライトのリフレクター部分に曇りがあるのが気になるが、
 
洗剤を使っても落ちないので、
 
このまま組み合わせる事にする。
 
以前、安物のライトを買った際に
 
汚れを落とそうとしてライトを台無しにした事があるもので。
 
ただケースの内側に錆だらけで張り付いていた固定用のナットを見て
 
イヤな予感がした。
 
10㎜径だ。
 
XL125Sのライトケースと共に手元にあるナットは8㎜径。
 
もちろんカラーも8㎜用の外径10㎜のもの。
 
かくなるうえは内径8㎜で外径12㎜のカラーを作るか、
 
とも考えたがそんな材料が簡単に見つかるとは思えない。
 

イメージ 1  イメージ 2

左:エルシノア125用                            この錆具合はいただけません

 

カラーやボルト/ナットの事を考えていても作業は進まないので
 
エルシノア用のライトケースの塗料を落として傷の補修。
 
上半分は紫外線の影響か、
 
サンドペーパーで軽く擦っただけで簡単に素地が出た。

配線類の収納にはXL125Sのライトケースの方が断然楽だと思うが、
 
カタチとしては初期型の方がまとまっていると思う。
 
ライトリムも共用なのに
 
ケースだけ変えたのは配線類が収納しにくかったから?

 

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早速の“お色直し”                                ライトリムもピッタリ!

エアクリーナーボックス兼バッテリーケースは
 
既存の塗料の上に塗られた塗料と錆を落とす作業に時間がかかっている。
 
サンドブラスターの中で素地を出す作業は
 
やっと半分を終えた程度。
 
箱状の上に吸気口部分がさらに箱状
 
(要するに大小ふたつの箱を重ねた状態)なのでなかなか捗らない。

サンドブラスター、
 
などとカッコつけて書いているが、
 
実は高層アパートなんかに設置されている
 
“避難梯子の箱”と汎用のエアガンを組み合わせて自作した道具だ。
 
手を入れる部分は
 
“家庭用の流し台のトラップと¥100均一ショップのゴム手袋”だが、
 
市販されているサンドブラスターに用いられている
 
赤色とも朱色ともつかない色が偶然にも同じ色なのが
 
唯一の救いとも言える秘密兵器だ。オ
 
マケにエアコンプレッサーは大工さんが不要になった40年以上も前のモノ。
 
と言う訳でエアクリーナーボックスの“お色直し”
 
は次の週末以降の作業となってしまった。
 
同じ姿勢で作業するのは思いのほか疲れる。

 

イメージ 5  イメージ 6

なかなか手強いエアクリーナーボックス                     下から見るとさらに手強そう

キャブレターとエアクリーナーボックスを繋ぐパイプは
 
使い物になりそうも無いし、純正のエアフィルターと共に欠品。
 
見つかったとしてもデッドストック品がエライ値段だろうから、
 
最初から社外品のパワーフィルターを付ける事を考えていた。
 
右側のサイドカバーの形状はそうする事を望んでいるかのような形だし。

 

新オーナーの大魔神O氏とはフレームにエンジンを載せて以来、
 
会っていない。
 
フロントフォークや前輪が付いた事もハーネスが付いた事も知らずに
 
多忙な日々を過ごしているのかもしれない。
 
彼のことだからきっと仕事場に隣接したガレージに並べたバイクを
 
眺めては夜な夜な溜め息をついている事だろう。

「仕事の息抜きに」とか言って呼んでみようかな?

 

 

 
今回もいつもの事ながらの脱輪。

EAGLESGlenn Frey18日に亡くなっていたと言う昨夜のニュース。
 
先週、10日にDavid Bowieが亡くなったばかりなのに。
 
またひとつ’70年代が終わった。

ボンゾことJohn Bonhamが亡くなってLed Zeppelinは解散し、
 
Freddie Mercuryを失ってQueenは活動を止めた。
 
何度もメンバーチェンジを繰り返し存続して来たバンドも少なくないが、
 
一人のメンバーを失って活動に終止符を打つバンドも多い。
 
はたしてEAGLESは?

そんな事を考えるとTheRolling Stones

 
やはりバケモノに近いのかもしれない。いや、きっとそうだ。
 
ドラムのCharlie Watts1941年生まれの74歳、
 
Mick Jagger Keith Richardsは共に1943年生まれの72歳。
 
オヤジどころかジジィ達が1962年から半世紀以上も活動を続けている。
 

メンバーの死や入れ替えもあったがThe RollingStones未だに健在。

 
どうせ近い将来ジジィになるのだから、あんなジジィになりたい。
 
 
話は大きく変わるが、ヒロさんことT氏はどうやら溶接に目覚めたようだ。
 
さまざま悩んだ末に入手したのは半自動のノンガス溶接機。
 
錆落としと塗り替え予定のマフラーをほったらかしての
 
「溶接祭り」だ。
 
マフラーに錆が出る事も考えずにクズ鉄板を片っ端から溶接しまくる
 
修行の週末を過ごしているらしい。

その喜々とした表情に、そしてそんな彼に
 
「覚醒する50代」と言う肩書きを捧げたい!