憧 憬 の 轍
2016年2月28日 気配、あるいは予感
とは言え実質的にはもう3月だ。
寒暖を繰り返して春は少しずつ近づく。
閏年が4年に一度、暦上のズレを修正するためにある事は知っていても、
2月だけが28日までしかない理由を知ったのは最近こと。
春が近づくと悪いムシも騒ぎ出す。
早くキャンプツーリングに行きたい。
過積載軍団・2号車のR氏は最近手に入れた軽ワゴン車を
3号車のヒロさんことT氏はさらなる過積載仕様の
キャリア製作に向けて“溶接祭り”を繰り返している。
新年早々のColemanランタンの修理以来、
「炎の明るさ」が気になる。「明かり」ではなく「灯かり」。
以前からキャンプのたびに「小型の焚き火台があればなぁ」
と思っていたが、
悪いムシのせいでこんなモノを手に入れてしてしまった・・・。
Columbia×SOTOコラボ焚き火台 何を燃やしてみようかな・・・
小枝や松ボックリくらいしか燃料に出来そうにない
“小物”だがシェラカップのコーヒーくらいは温められそうだ。
アルコールストーブや固形燃料の五徳にはもってこいのカタチとサイズ.
元々はfamと言う雑誌の付録だがこれだけで売り出してもけっこう売れそう。
出来れば一回り大きいサイズも作ってくれないかなぁ。
考えてばかりいても作業が進まないので
三次曲面を作るために熱して柔らかくしたPP板を
ヒートガンでほどよく伸ばしても形になる直前に穴が開いてしまう。
自分の不器用さを棚に上げて材料の選択を誤ったのだと言い訳を探す。
PP板や塩ビ板でフェンダーBを作る事を諦めてあたりを見回すと
数年前、XL250Rをイジクリ回していた頃に入手したフロントフェンダーだ。
曲り具合も幅もちょうどいい!
純正品とはかなり違う形になりそうだがここは機能優先だ。
本来はフレームに4箇所ビス止め。
サブフレームの幅に対しXL250Rのフェンダーの幅は少し狭い。
マフラーやチェーンカバーなどもかわせる形に形成し、
アルミ板を加工してステーを作る。
ここだけは黒色かな?
さらにこうなって・・・ こんな状態に
失敗を恐れずに手を付けなければならないのはシートも同じ。
元はAPE100用のシートなので当然そのままでは付かない。
初期型XL125のタンクはAPE100に比べて高さが無いので
シートとの間に段差が出来る。
タンク上部のラインを滑らかにシートに繋げなければカッコワルイ。
シートベースとフレームを固定するステーを切り取り、
なるべく低く取り付けようとすると
今度はシート自体がサイドカバーに干渉する。
サイドカバーの上部のラインに合わせてシートベースを削る。
まずは前後のステーを切り落とす 側面のライン合わせ
スポンジはどうにでもなるけど 早くキャンプに行きたい・・・
この初期型XL125が過積載軍団の仲間入りする事はまず無いとは思うが、
ここまで来るとどこかの浜辺や林道の奥で
一緒に焚き火を囲みながら酒を酌み交わしたい。