憧 憬 の 轍
2016年6月19日 キャブレターまで梅雨だってか・・・
今月もすでに半ばを過ぎた。
北上するほど夜は短くなり札幌だと夜は一日の3分の一程度しかない。
今年の夏至のイベントで目に付くのは「キャンドル・ナイト」。
日頃、電灯の明るさに慣れた目に蝋燭の明かりは
頼り無くも気持ちを落ち着かせてくれる。
半年前に修理した古いColemanのランタンと
蝋燭を灯して過ごしてみようかと思っている。
もちろん一杯やりながら。
‘75初期型XL125Kは最終的な調整に手こずっている。
アイドリングを下げられない。
2000回転以下ではエンジンが止まってしまう。
前オーナーの「樵の巨匠」に聞くと以前も低回転が不調だったらしい。
原因として考えられるのはキャブレター。
乏しい知識を全開にして外しては分解、組み直しては取り付け。
再びタンクもシートも外して 二次エアの可能性も大きい
KEIHIN PD24を試してみたいが諦めるのは早すぎる。
バイク自体何度も手を付けた形跡があった訳で、
歴代のオーナーが好みによって
どんな味付け(?)をしていたのかも分からない。
基本に立ち返ってみる。
TLR200用の同型のキャブレターは
番手が低めのジェット類を備えているので、
これもクリーニングして使ってみる。
TLR用のSJ#40(XL125は#42) TLR用のMJ #98(XL125は#108)
何パターンかの組み合わせで始動性と
アイドリングの調整を試みるが改善される気配は無い。
それどころか始動性が悪く(?)なっているような気もしてきて
作業は一時中断。
もう一度エンジンを降ろして腰上だけでもバラしてみたいところだが、
今の状態で冷静に点検し直す必要がある。
さぁ、どうなる初期型XL125K!