憧 憬 の 轍



憧 憬 の 轍



2016102日 諦めるもんか!



9月のカレンダーを破り去る時に感じた一抹の寂しさ。


若かった頃、「逝く夏」と言う表現に違和感を覚えた。


今、夏も逝くのだと実感している。
 


男・カワサキKSR80


このままホトケ様にしてしまうのは惜しい。


エンジンの腰下部分は既に下ろしてある。


簡単にクランクケースを割るつもりだったが


マグネットローターのナットが外れない。


ローター本体が外れにくくて苦労した事は何度もあったが、


掛けたスパナを踏んづけてもビクともしない。


結局ナットを割って外す事にした。


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ローター自体は比較的簡単に外れたが・・・         コレが問題だったナット 割りました
 
クラッチ側のナットもかなりの締まり具合だったが、


大型のインパクトレンチで簡単に外れた。


そしてクランクケースを割ってみると


予想通りケース内には細かな金属片が張り付いていた。



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ローターの内部には異常なし                   金属片がオイルに混じっている


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左側のケース内部 金属片が残っている           右側のケース内部 底部が削れている


クランク室内部を洗浄してみると底部に傷がある。


突き刺さった金属片が痛々しい状態。


それでも男・カワサキ、この程度の傷でビビってんじゃねぇ!
 


外し終えたクランクシャフト本体には問題は無さそうだが


片側のベアリングはガタが来ていた。


それも問題だがコンロッドのビッグエンドの


ローラーベアリングはすでにベアリングとは言えない状態だった
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クランクシャフトのベアリングも要交換               ローラーの向きが・・・変だ



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コンロッドに異常がない事を祈るのみ         バラした部品は部位ごとに袋に入れて箱の中
 
僅か80ccのエンジンとは言えシリンダー内部で発生した力を

直に受けて駆動系に伝えるクランクシャフト。

残念だがこのまま内燃機屋に持ち込むしかない。

理屈は分かっているが解体も組み直しも作業場では不可能だ。
 

最低限必要な部品は


コンロッドのビッグエンドに入るローラーベアリングとスペーサー、


さらにピストンとリングセット。


クランクシャフトのベアリングは片側だけがガタついているが、


両方を交換するのが常識的な判断だ。


純正部品のメーカー在庫はすでに6個とか10個とかで


近々に入手困難になってしまう。


ウォーターポンプのメカニカルシールやオイルシールなど、


エンジンを解体したついでに手を入れた方がいい部品は他にもあるけれど。


ほぼ全バラ状態のエンジンは部位ごとにまとめてビニル袋に入れた。


これで“待合室”の車両がまた1台増えた。
 




仕事の都合とは言え参加できなかった今日の「新蕎麦ツーリング」。


行きたかったなぁ・・・。

















ではでは、編集長のおまけ!!!!

らいたーひとさんが行けなかった新蕎麦ツーです!!!


今日の出走は5台!!

秋田県鹿角市までいきましょー

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92ブラザーズABちゃん                                                    鬼殺しのタDAさん

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ツーはお初のかっくん                             前日ギックリ腰をやってしまったタッチャン意地でも走る!

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編集長の私です


2st部隊は泣く泣く。。。。。。


三戸道の駅でまったりー
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鹿角まではあと1時間もあれば着くんで、まったりいきましょー!



着きました! 創業127年 うわさの蕎麦屋です!!!
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しかもしぼり大根そばが出てるじゃないですか!!! お仕事で欠席のひとさんに申し訳ないですね♫

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別腹できりたんぽもいっちゃいます~
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道の駅かづの
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まだ時間早いので、十和田湖 休屋経由で帰りやしょー
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おひとりだけアユだし!!


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いや! 乙女の像なんて30年ぶり位じゃー!!!!!



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全員無事帰還!!!  夜会も楽しかった―

11月あたまに苫屋ツアーも計画中らしい♪