2017年2月4日 雪解けを待つ
真冬日が続き、まとまった量の雪が降るとさすがに辛い。
本来2月は最も寒い時期で寒さも雪も当たり前なのだが、
つい半月前までほとんど雪がなかったから特に辛く感じる。
ここ数日、降ったのは粉雪で軽く除雪し易いため作業としては楽だった。
今後、湿ったドカ雪が降らないことを祈っている。
パテ処理を終えたXL250R(MD03)のタンクはサフェーサーを塗って塗装する準備は整った。
傍らでは92ブラザース(弟)の愛車・CB50改のタンクのパテ補修も最終段階。
すぐにでも塗装して取り付けたいところだが塗装はもう少し暖かくなるのを待つ事にしようと思っている。
専用の塗装ブースがある訳でもないので2液性のウレタン系塗料を使うには少しでも気温の高い時期が望ましい。
春が来る前に塗装しなければならないモノが他にも幾つかあるし、
まとめて“塗装祭り”にしたいと思っている。C92-Rのドクロタンクのこともあるし。
「F16の色だ」と言ったのは『林道2号』 これから“足付け”をするCB50改のタンク
C92の純正ハブにSR400の18インチリムを仮組してみるつもりだったが、
仮組とは言えこんな状態で作業を進めるのはおもしろくない。
ン~、おもしろくねぇ 少しはピカっとしてないと
サンドブラストで錆をブッ飛ばしてから磨いてもよかったが、
スポークは36本もあるのでケミカル剤を使うことにした。
用意したのは2種類の錆とり剤。
チューブ入りの物はクリーム状、
ボトル入りの2本はラベルが違うが中身は同じもの。
知り合いのアメリカ人から貰った物だ。
説明文によれば、浮いている錆はブラシやサンドペーパーで落としてから塗布し
5分から10分後に拭き取る、みたいなことが書かれている。
以前、『林道2号』が使ってみたところ、
スポークがリムに組み込まれた状態では使い易くはなかった。
ゲル状だがゆるいスライム状なのでタレてしまって期待した効果が得られなかった。
NavalJelly 日本でも手に入るのか? 中身はゆる~いスライム状
今回、スポークはすでに外してあるので
このNaval Jelly RUST DISSOLVERを容器にとって漬けてみる事に。
クリーム状の製品は細い棒状の素材に均一に塗ることが難しく不向きだった。
容器が白色だった事もあってきれいなピンク色に見えるケミカル剤は、
スポークを漬け込んで数分後、化学変化が始まり溶けだした錆が黒く見えた。
2~3分後に泡立ち始めた 拭き取ってみると結構きれいな仕上がり
5~10分との説明だったが15~20分漬け置いてほとんどの錆は除去できた。
気温が低いため時間がかかるようだ。
ユニクロメートも一緒に剝がれているので錆止めの方法を考えなければならない。
なんて鼻歌交じりで作業が順調だったのはここまで。
予想通りの事態が起きてしまった。SR400用のハブはC92用のハブのおよそ2倍。
そんなSR400用のスポークで組めるとは思っていなかったが、
仮合わせさえもできない。長々と錆落としの工程を記録してきたが、
結果、使い物になりませんってか!
予定が大幅に狂ったので、
後回しにしてきたXL250R(MD03)シリンダー周りの増し締めや
エギゾーストパイプの再塗装。
塗料やC100用のスポークの手配をしたものの、
なんか間抜けな日曜日だった。
仮合わせくらいは出来ると思っていた 再塗装済みエキパイ、付きました