2017年3月19日 物事の始まりは春
春はただ暖かくなる季節ではなく何事かが始まる節目でもある。
冬の終わりに日ごと嵩を減らす雪を見る度にそう思ってきた。
それが単なる期待感だったとしても何かが始まりそうな予感自体が楽しい。
『林道2号』のXLR250R(MD22)のタンクやフェンダー、
さらにはサイドカバーやフロントカウルまで、
要するに外装一式と編集長のヘルメットの艶消し黒色の上塗り。
かつてジャミフレンズのKENは相棒のタカに
「艶消し黒ってぇ色はゼッテェー失敗しねぇ色だからな」
と言っていたが、
埃まみれの仕上がりはほとんど失敗か?
艶消しの黒色を許されるレベルまで仕上げられるのかが今日の課題。
でもその前に作業場を少々片づけるため
赤色の修正を終えたXL250R(MD03)のパリダカ・タンクを車体に戻す。
以前の状態に戻したパリダカ・タンク エンジンもメンテナンス済
「塗装祭り」も4週目。
さすがに1回目よりは朝から暖かい。
2日前、仕事の合間に塗料の調合を済ませてあったので早速塗装の準備。
もちろん今朝も早朝出勤。
まずは編集長のヘルメット 『林道2号』の外装一式
クリア仕上げを終えたC92-Rのドクロタンクや
CB50改のタンクなどの修正と仕上げも終わらせる。
C92-Rのドクロタンクはプロテクターやマークを付けただけで、
CB50改のタンクもウイングマークを貼っただけで
雰囲気が一変するから不思議だ。
エンジンさえ付いていないC92-Rが走り出せるのはまだまだ先の事だとしても、
デザインを一新したCB50改が走り出す日は近い。
C92ブラザース(弟)が選んだオールド・ホンダウイングのステッカーは
耐クリア塗装ではないかもしれないので、
塗料の溶剤に耐えるモノかをテストしてみる。
耐える材質なら捨てるのももったいないので
ガラス板に貼り付けて試験的にクリア塗装。
結果、溶剤に負けないようなので、
CB50改のタンクはクリア塗装をもう一層重ねることになった。
ガラス板に貼って耐溶剤試験・・・合格! ガラス板を裏からミラーコート塗装
CB50改は昔のレーサーのような仕上がりに “目を入れたダルマ”状態のドクロタンク
思い返してみれば2月26日から「タンク塗装祭り」をやってきた訳だが、
その前の塗料の剥離や下地処理などまで含めると
約2ヶ月も続けていたことになる。
その間、タンクや塗装の事ばかり書いてきたが話題はもちろん他にもあった。
『過積載軍団3号車・R氏』の薪割り骨折事件や
『ジャミフレンズ・KEN』のジムニー(ジャミニー?)3台目物色、
およびSR500売り払い疑惑など、
今後、徹底取材が必要な話題をはじめ、
メンバーの子供たちの卒業や進学、就職と言った御祝いの話題も多かった。
バイクと聞けば目の色を変えるオヤジたちだが皆、立派に“父親”している。
作業しながら聞いていたラジオのニュースによれば今年の桜の開花は
昨年よりも少々早まるようだ。
この2か月くらいの間、
よって裏面のモニターを見て撮影しなければならない訳だが、
その撮影ポジションが苦手だ。
VR(手振れ防止機能)が付いているはずなのに
拡大してみると軽くブレていたりピントが甘かったり。
ヘタクソ!と言われれば返す言葉もないが、
AF+VRでダメなんだから根本的にヘタクソだって事になる。
ズーム機能で画角だけを決めて後は機械まかせだもんなぁ・・・。
スナップ撮影にはとても使い易いのだが、
ピントの位置や露出を変えるなどのマニュアル撮影には全く不向きなカメラだ。
あくまで私にとっては・・・。