= Days of CB400FOUR =
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録)
№18
2011年10月2日
フレーム周りが一段落し、
エンジンに着手。
クランクケースのサイドカバーやオイルパンは
エンジンを下ろす時点ではずしてあり、
既に塗装済み。
ヘッドカバーをはずした後、
ロッカーアームやカムを確認したが、
傷や欠けは見当たらない。
ヘッドカバーを外したエンジン ヘッドカバー内側
カムシャフトとカムスプロケット 上の二つはチェーンテンショナー
2011年10月9日
シリンダーヘッド取り外し。
カムシャフトやロッカーアーム、
カムスプロケットなどは偏った減りや大きな傷もない。
バルブは2番と3番が特にカーボンの堆積が激しく、
排気ポートから排気管にかけて固形化したカーボンに覆われていた。
シリンダーヘッド内側 カーボンの堆積したバルブ(IN側)
排気ポート(3番)のカーボン 左が清掃前、右が清掃後のバルブ
2011年10月16日
シリンダーヘッドのブラスト作業とシリンダー取り外し。
シリンダーヘッドもシリンダーもフィンの奥に泥の混じった油が固着している。
ブラスト前に何度もガソリンで洗うがきれいに落ちない。
ブラストしていると、
この油分にメディアが付着してサビや汚れを見落としてしまうので、
手の抜けない作業を繰り返さなければならない。
結局、シリンダーヘッドのブラストを終え、
耐熱塗料で仕上げて一日が終わった。
シリンダーヘッドを外した状態 ピストンも真っ黒!
シリンダーを外した状態 ピストンのカーボン除去終了(左側)
右側は取り外した状態