= Days of CB400FOUR =
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録)
№34
2012年7月8日
仮組みしておいたエグゾーストパイプとマフラーを取り付ける。
3番と4番のエグゾーストパイプにある潰れは見た目が良くないばかりでなく、
全体的な納まりにも影響している。
エグゾーストパイプが集結するチャンバー部分と
2番、4番のエグゾーストパイプは溶接によって一体だが、
狂いが生じているためシリンダーのジョイント部分に入りづらい。
何とか納めたものの今度は3番がなかなか入らない。
結局すんなりと納まったのは1番だけだった。
3番と4番のパイプに潰れが出来るほどぶつけた事によって、
チャンバー部分が少々後方にズレているようだ。
フロントフォークが曲がるような転び方をしているくらいなのだから、
この程度は「想定内」にしておかなければならなかった?
ジェネレーターカバーの変形と削れは左側だし、どんな転び方をしたのだろうか?
エキパイの取り付けは思いのほか CB400Fourの象徴的なライン。 力仕事になってしまった カタログや古い雑誌の写真は
右側からのものが多い
チャンバーの位置的なズレはマフラーの取り付けにも影響している。
マフラー本体は2本のボルトでフレームに取り付けるため
前後の位置が決まっている。
エグゾーストパイプを修正するにはそれなりの時間と費用が掛かりそうなので、
チャンバーが後方にズレている分だけ
取り付け部分やパッキンに細工を施して取り付ける。
エンジンをかけてみないことには何とも言えないが、
排気ガスが漏れないことを祈って本日の作業終了。
もっともこのバイクらしい部分かな? チャンバーとマフラーの間に入る
パッキンを削って合わせた