Days of CB400FOUR №40

Days  of  CB400FOUR
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録) 
№40
 
 
 
 
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2012812
 
バイクを走らせない状態で確認できることはすべて確認したが、
 
スピードメーターなどの実際に走らせて見ないと
 
確認できないこともあるので
 
敷地内をテスト走行してみる。
 
気になるのはカムチェーンのノイズだが
 
マニュアルどおりの調整をしても治まらない。
 
パーツリストの図を良く見ると
 
カムチェーンは自動調整機能を備えているとは言え、
 
所詮は樹脂製のカムチェーンガイドの反力に頼っている構造なので、
 
整備マニュアルには無いことだがオイルチェックボルトを抜いて
 
カムチェーンテンショナーアームを押し下げて
 
ノイズの少ないところを探して見る。
 
製造から37年を経てカムチェーンガイドの反力は
 
あまり期待できないと考えれば定期的に
 
この方法でカムチェーンを張らなければならないのかもしれない。
 
 
 
 
 
2012819
 
20104月以来およそ2年半の月日を費やして今、
 
もう一度走れるまでに漕ぎ付けることが出来た。
 
個人的な趣味としても2年半は長かったように思う反面、
 
もう少し手を付けていたかったようにも思う。
 
一日も早く走れるようにしたかったはずなのに
 
もう少し何かしていたいという気持ちが矛盾している。
 
だが、この気持ちこそがプロではない、
 
すなわちアマチュアの証であり、
 
面白さなのだと思う。
 
この2年半、
 
このバイクがもう一度走り出すことを楽しみにしてくれた友人、
 
知人に感謝しなければならない。
 
とりあえず自分で出来ることはすべてやったつもりだ。
 
近々に陸運事務所に赴いて車検の準備をすることになるが、
 
ナンバープレートを付ける日が大きな節目となる。
 
車検は別としてやり残していることが幾つかある。
 
サイドカバーの色とタンクの傷もそのひとつだ。
 
タンクの傷と色褪せはあえて1975年当時のままにしておくとしても
 
黒色のサイドカバーは早めにタンクと同色に塗装したい。
 
408ccモデルと398ccモデルの最もわかりやすい外観的特徴だからだ。
 
408ccモデルであることを誇張する必要は無いが、
 
サイドカバーだけが398ccモデルの外観というのが気になる。