迷走

憧 憬 の 轍

2019年2月19日 迷走

 

毎朝、大き目のマグカップに満たしたコーヒーを飲みながら朝刊に目を通す。

 

1本のタバコも欠かせない。

 

そんな生活を30年以上続けて来た。

 

新聞に目を通した後、

幾つかのインターネットのニュースを観る。

 

「新聞」とは言え真新しいニュースではないからだ。

 

今やインターネット経由の情報が最も新しいと思う。

 

ただ気になるのは“どうでもいい”情報が多すぎる事だ。

 

その一例が芸能人や公人の不倫に関する報道だ。

 

新型コロナウイルスの情報と同じくらい見つかる。

 

所詮は報道も商売、下世話な話題ほど“カネになる”って事か。

 

 

 

 

 

今回はストーブの話だ。

 

2月15日の「ストーブ祭り」の事、

そしてその顛末に関しては「編集長のオマケ」とその「追加」で。

 

そして実際のところ、

実物を間近にするまでまったく実感が無かったが、

エライモノを所持する事になったと思い知らされた、

BARLAR IDEAL HEATER 3。

 

既に『編集長』が画像を掲載したが、

所詮はスマートフォンで、

フルオートで撮影した画像。

 

「写真はやっぱりカメラだろう、リアリティが違う!」。ってか?

 

 

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窓枠も鋳物


                            

 

 

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1912年製



 

 

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さりげなく真鍮製のタンクを見せるデザイン 


        

 

 

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スマホ愛好者に対しては少々失礼な文句のひとつも言わせてもらいたくなるのは画像がきれいすぎるからだ。

 

確かにそれはインターネット環境に即しているかもしれない。

 

「写真」ではなく完璧なデータとしての「画像」だ。

 

鋳鉄製のチムニー架台の裏側にあった「1912」の文字は1912年製を表している。

 

1912年だって? 

 

108年前だべ? 

 

昭和?、いや大正元年だ! 

 

そんな古い物が実働状態で残っている、

いや、残されているのだ。

 

 

自覚症状の無い感染者としてはこんな記事を書きたくはなかった。

 

しかし書かずにいられなかったのは『大魔神・O氏』の5号機、

PERFECTION Model 1527が今日、

ついにIOWA USAから雪の降るCaliforniaに届いてしまったからだ。

 

1920年代に作られたものらしい。

 

 

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ついに到着


 

                           

 

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エンブレムにはモデル№1527



 

 

PERFECTIONだ、Aladdinだ、BARLERだ、日本船燈だ、

とつい2ケ月前まで聞いた事も無かった、

あるいは聞いても認識していなかった固有名詞が頻繁に飛び交うようになった。

 

改めてこの病気の感染経路を辿れば、

久しく「Aladdin病」だった『樵の巨匠』から『大魔神・O氏』に感染したウイルスが凶悪な「PERFECTIONウイルス」に変異し、

スーパースプレッダーの彼は感染者を急増させてしまった。

 

そして感染は『編集長』のAladdin♯15で終息すると思っていたが・・・。

 

 

 

昨年12月末頃、

県南の怪しいリサイクルショップに出かけ、

PERFECTIONの実物を見た瞬間、

大魔神・O氏』は発症した。

 

残念なことに自分もそこに同行し、

その後、味噌ラーメンまで奢ってもらった・・・。

 

自分はあの日以来の「濃厚接触者」だったという事か? 

 

感染に細心の注意を払い、

2月15日の「ストーブ祭り」では体の中から大量のアルコールで消毒したつもりだったが、

それが裏目に出てしまった。

 

一連の騒ぎが凶悪な「PERFECTIONウイルス」の影響だとしてもAladdin♯15に走った『編集長』の症状は、

元来このウイルスが『樵の巨匠』が持っていた「Aladdin病』に始まると考えれば一種の先祖返りのようなものだ。

 

大魔神・O氏』によって変異した凶悪なウイルスが今後、

自覚症状の無い罹患者たちによってどこまで拡散するのかは誰にも予想できない。

 

神のみぞ知る、いや、これは悪魔に訊ねるべき事だ。

 

 

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耐熱ガラス製の火屋 このデザインにヤラれたらしい


    

 

 

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背面にはPYREXの刻印



 

 

 

2大病原とも言うべき『樵の巨匠』と『大魔神・O氏』と、

毎日のように接しているため余計な知識も得てしまった。

 

そのひとつがBARLERとValorだ。

 

共に日本語ではカタカナで「バーラー」と表記されることが極めて多い。

 

BARLARはアメリカ製でValorはイギリス製だ。

 

BとV、そしてLERとlorの発音の違いをカタカナがもっと細かに表現出来ていれば混同される事は無かったと思う。

 

 

 

話が前回と重複するが2月14日、

「Operation-California in snow 3」が失敗に終わった直後、

大魔神・O氏』から受けた厳命は「Operation-California in snow 4」だけではなかった。

 

「Operation-California in snow  5」もほぼ同時に発令されていた。

 

それは「大魔神5号機」のPERFECTION Model 1527用の耐熱ガラスの火屋だった。

 

「Vintage Perfection 1527 Kerosene Heater Pyrex Glass Globe~NICE~」って、

何がNICEなんだよ?

 

オークションの説明にもあるように添付された画像を見る限り、

割れや欠けは無い。

 

金属製のリングも付いている。確かにNICEだ。

 

「Operation-California in snow 4」が成功裏に終わった勢いを借りて「Operation-California in snow 5」も日本時間2月18日午前10時45分、

無事に作戦成功!

 

さらに『大魔神・O氏』は秘密にしていたと言うが、

彼はPERFECTION Model №750DX用のホーロー仕上げの天板を日本の某オークションで落札済みだった。

 

誰も知らないだろうなんて思っているのは本人だけで、

インターネット環境にプライバシーなんて無い!

 

 

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ここに真鍮製タンクを入れる予定


                

 

 

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BARLER №3と並べてみた



 

 

「Operation-California in snow」で入手確定の汚れた真鍮製タンクや窓飾りやPyrexの火屋などがこれから続々と届く。

 

そしてその前に天板が届く。

 

大魔神・O氏』が夜な夜な一人で繰り広げる“PERFECTION祭り”が目に見えるようだ。

 

その結果、

「PERFECTIONウイルス」がさらに凶悪に変異するようなら、

そろそろ彼を完全隔離しなければならない。

 

もう遅いと言う話もあるが・・・。

 

 

気になっている事がもうひとつある。

 

日本船燈の灯油ランプのようなストーブ、

フリージアに思いを寄せている『林道1号』ことT氏の事だ。

 

彼の感染経路についてはよくわからないが、

そろそろ発症してもおかしくない。

 

 

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BARLERとPERFECTIONはよく似ている


         

 

 

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『樵の巨匠』と『編集長』による研究会



 

 

比較的に温暖な日が続いている。

 

一抹の不安を抱えながらもこのまま春が来てほしい。

 

バイクで走り出せる季節が来る頃、

果たして「ストーブ病」の火は消えているのだろうか・・・? 

 

次の週末こそCS92やXL125sの事を書きたいと思っているが、

『樵の巨匠』が「PERFECTIONウイルス」から変異した「BARLERウイルス」に感染しかけているとの情報もある。

 

行く末が見えない。