気長に

憧 憬 の 轍

 

2020年12月20日 気長に

 

真冬日が続いている。

 

予想外な量の雪も積もった。

 

昨年が記録的な少雪の暖冬だっただけに戸惑っている。

 

除排雪のはかどらない道路は走りにくく、

交差点付近は渋滞し歩行者も歩道を歩けない。

 

本来冬の始まりはいつもこうだった。既にじっと春を待つしかない。

 

 

 

 

腐食痕の激しいクランクケースのサイドカバーを磨いて仕上げるために、

タペット調整用のカバーやポイントのカバーで実験的な作業をしてみた。

 

サイドカバーに比べれば小ぶりな部品なので実験的作業には最適だ。

 

アルミナ#50でサンドブラストした後にバフ掛けしても腐食痕は目立つばかりで根本的には全体を僅かに削らなければならない。

 

#400、#320、#240とサンドペーパーを使ってみると#240程度から初めて#400、

さらに#600で水研ぎしてからバフ掛けすれば何とか妥協できる程度の結果が得られそうだ。

 

 

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#400のサンドペーパーでこの程度まで


          

 

 

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その後#600→バフ掛け



 

 

しかしサンドペーパーだけでの作業は途方もなく時間がかかりそうなので、

ホームセンターで「強力な武器」を手に入れて来た。 

 

グラインダー、#240~。

 

さっそく装着し使ってみると瞬く間に腐食痕は見えなくなった。

 

削り過ぎに注意しなければならないのはもちろんだが、

面全体を均一に削るようにしなければ段差が付いてしまう。

 

平面なら簡単だろうが曲面ばかりなのでなかなか難しい。

 

さらに難点はアルミ素材なので目詰まりしやすいことだ。 

 

タペット調整用のカバー2個とポイントカバーを連続的に磨いた結果、

グラインダー#240は目詰まりし、

摩擦熱によって溶けて固まったアルミの掘削屑のために使いモノにならない。

 

2枚目のグラインダー#240からは連続的に使わずワイヤーブラシで清掃しながら。

 

完全に腐食痕を消すためにはプロの研磨屋に出さなければならないが、

そこまでするつもりはない。

 

 

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2種類の「武器」、 共に#240


                 

 

 

 

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#240で荒磨きした左側のカバー



 

 

天気予報によれば明日から一時的に気温が上がるらしい。

 

明日は冬至、今日も日没が早い。