憧 憬 の 轍
2021年8月15日 山あり谷あり
COVID-19の新規感染者数が過去最多数を連日更新している中、
各地で大雨による被害が続出している。
本県でも土砂災害によって橋が崩落し、
今日現在、孤立したままの集落もある。
気の滅入るようなニュースばかりだ。
盆休みも今日まで。天気さえ良ければ日帰りツーリングに出かけているところだが細かい雨が止まない。
それでも雨を縫うようにして走って来たのは『特攻隊長』。
彼の場合、そろそろ禁断症状が出る頃だ。
作業場では新たな居候ことKAWASAKI W1をより「メグロっぽく」する計画が進行中だ。
『大魔神・O氏』がかつてYAMAHA SR500で使っていたFRP製のフェンダーを持ち込み、
何とかして取り付けようと言う話だ。
フロントのフェンダーは取り付け用のブラケットさえ作れば大きな問題は無いが、
問題はリアフェンダーだ。
元来、他の車種用に作られているのだから簡単な事ではないのだが、
オーナーの『大魔神・O氏』のアタマの中ではこのフェンダーを装着したW1が既に走っている。
この車体がKP型、
すなわち白バイだった可能性があり、
1967年(昭和42年)型のW1の主要諸元とは明らかに違う部分がある。
それはフロントフォークの形状やタイヤサイズやキャブレター、
マフラ-の形状などだ。
古い資料から探し出したW1Sをベースにした白バイ=W1SPの写真を見ると色やサイレンなどを除けばほぼそっくりだ。
しかしW1Sは1968年に発売された。
古い書籍やインターネットから様々な情報を集めているが、
この車両がKP型だと言う確証には至っていない。
前のオーナーによって「KP型風」にされている可能性も捨てきれないからだ。
KP型の主要諸元や各種のデータが見つかればもう少しはっきりすると思う。面白くなって来た。
ところで8月8日付けのブログには1967年(昭和47年)と書いてしまったが、
昭和42年の間違いだった。