祭りばやしが聞こえる

憧 憬 の 轍

 

2023730日 祭りばやしが聞こえる

 

真夏日が続いている。

そして今日は遂に35℃を越えた。

台風6号の影響で沖縄や奄美地方は明日から天気が荒れるようだが、東北地方北部はもうしばらく真夏日が続くと予想されている。

冬の間は早く春が来て暖かくなる日を心待ちにして過ごしたものだが、こうして暑くなると所詮は真夏日が続く季節の過ごし方に慣れていない事が分かる。

それでも秋が来て朝夕に肌寒さを感じ出すと一抹の寂しさを感じるのだから、人はつくづく勝手な生き物だと思う。

 

 

 

ここのところ毎週末のように出かけていた「昼メシツーリング」、今週に行先を考えながらエンジンオイルや可動部のグリスなど確認中に気にかかったのはスポークだった。

純正のユニクロメートの方がメッキよりも手入れがしやすいと言うが、錆が気になってクロームメッキのスポークに替えていた。

しかし所詮はメッキ、錆からは逃れられない。

前輪はブレーキのローターも外して手の届く限り徹底的に。

 

スポークホイールの悩みどころ


          

ハブベアリングも点検

 

以前は「錆落とし」と言えば研磨材の入ったものが主流だったが最近は科学的に錆を分解するタイプが主流だ。

効果も抜群で短時間で処理が出来る。

錆を落とした後の防錆処理が問題なのだが防錆剤を塗るくらいしか方法はない。

早々に後輪のスポークも磨いて「昼メシツーリング」のつもりでいた。

後輪はなぜか前輪より錆が少ないしディスクブレーキではないので外さなくても何とかなる…、そう思った矢先に見つけたのは折れたスポークだった。

 

ネック部分からポッキリと


           

こんな状態

 

これまでにスポークは2度張り替えている。

保管してある物の中から比較的状態の良い物で修理したが、またすぐに錆が目立つようになる事を考えるとステンレス製のスポークも考えてしまう。

ただステンレスは硬いので折れやすいとも聞いている。

保管しているスポークに高精度なクロームメッキを施す事も考えている。

水栓器具のような仕上がりにするためにはおそらくステンレス製のスポークと同じくらい、あるいはそれ以上に高価な買い物になるかもしれない。

いずれにしても次の冬が来るまでに考える事にした。

 

 

7月最後の週末、そして盆休みが近い。

今年は11日の「山の日」は金曜日とあって11日から盆休みになる人が多いようだ。

休みに入る前に片付けなければならない仕事もあるし、盆中は盆中でまた別な忙しさがある。

この週末の「OHMACHI BASE」がいつもの週末と違っているのはそんな時期な事と、目の前の通りで開催されているイベントの影響かも知れない。

 

車両の塗装関係をはじめ日頃お世話になっている『Oボデー』さんが長らく保管して来た「お宝」のひとつが『樵の巨匠』のガレージに運び込まれた。

HONDA CB750 Fourの実物大の看板。

鉄板にプリントされたもので、当時、販促用に作成された物らしいが詳しい事は分からない。

 

鉄板で作られている


              

4分割

 

写真を転写したものだろう 


          

合わせ位置にはビス穴がある

 

8月の津軽は各地でねぶた祭りが始まる。

COVID-19関連の制限が無い祭りは4年ぶりとあってその熱気が連日報道されている。

「ねぶたが終われば秋」と言ったものだが、今年の太平洋高気圧はまだ暫らく居座りそうだ。