After days of CB400Four
越 冬 日 記
diary 15
2015年3月11日
今年もまたこの日が来た。
4年が過ぎた。
何が変わって何が変わっていないのだろうか?
復興、鎮魂、記憶の風化、防災、
そんな言葉を何度聞いてきた4年だったのだろう。
人は「自然環境保護」なんて言葉を簡単に口にするけれど、
所詮人は自然に抗う事は出来ない。
自然の前に人は無力に等しい事をこれまでも何度も学んできたはずだ。
そして今日現在、
どれだけの人々が仮設住宅で暮らし、
どれだけの人々が行方不明のままなのか、
どれだけの人々が故郷を離れたのか、
どれだけの人々が遠い場所から故郷に思いを馳せているのか、
そんな事を思うとあらためて「復興」の意味を考えてしまう。
複雑な
極めて複雑な思いを抱えて
合掌。