2015 越 冬 日 記

 

After days of CB400Four

 
越 冬 日 記

diary 14

 
2015年3月8日

 
先週、使い物にならなかったカメラもバッチリ充電して早朝出勤。
 
ヒロさんことT氏のTLR200のキャリアもそろそろ完成させなければならない。
 
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ナントカ組み上がりました                                    装着して微調整
 
この冬の当初の予定はひと通り終わって
 
「来週から週末は何して過ごそうかな?」って言おうと思っていると・・・
 
またしても新たなオタノシミが・・・。
 
75年型 HONDA XL125。
 
初期型のフレームナンバー200番台と言うある意味で希少な1台。
 
’78年に発売された後継機のXL125Sとはまったくの別モノだ。
 
実はこのバイク、知る人ぞ知る巨匠(最近はキコリになってしまった)が
 
完成の一歩手前で作業を止めていたモノ。
 
「モトクロス的な事はもう出来る年齢ではない」
 
とか言って街乗り用にタイヤやマフラーを変えて遊んでいるうちに
 
巨匠は御乱心なされたのか、飽きたのかは定かでない。
 
今回、私の作業場にこのバイクを持ち込むにあたって
 
「今後エンジンが付いてるモノは農機具とチェーンソーだけだ・・・」
 
などとワケのわからないことを言っていたが、
 
山で丸太にアタマでもぶつけたのかも知れない。
 
 
 
 
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この状態では車種は分かりにくい                            特徴的なシリンダーヘッド
 
エンジンは一度バラして組み直し、
 
ピストンやリング、ガスケット類も交換してある事、
 
さらにスポークも新品が組まれているので
 
ほとんどレストア的なことをする必要は無い、
 
はずだ。
 
バイクの外見を決定的に変えているはマフラーだ。
 
通称「コブラマフラー」と呼ばれる独特の形状のマフラーは
 
一見どこにでもあるようなマフラーに変わっているが、
 
これはかつて巨匠がCB350Fのマフラーを流用して自作したモノ。
 
ライトやメーターの他、必要な部品はすべて揃っている。
 
これから確認しなければならない事も少なくないが、
 
とりあえずは走れる状態にしなければならない。
 
部品取り用にとスペアエンジンまで届けられて、
 
春を目前に少しフクザツな気分。
 
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コブラマフラー                   CB350Fのマフラーを流用
 
長い冬になるかと思っていたが今年は春が早く来そうだ。
 
桜の開花予想も例年より7日から10日ほど早いらしい。
 
「花見ツーリング」の事を考えながら、
 
バイクを前に今夜は久しぶりにハイオクでもやろうかな?
 
 
 
 
「今回のブログはバイクに関係の無い話が多いね」ってご指摘、
 
ごもっともでございます。
 
なにせバイク一台を丸ごとリストアしている訳ではありませんので、
 
ご容赦のほどを・・・。
 
とは言えけっこう「そんな事は知らなかった」
 
などと言ってもらえると嬉しいので、
 
今回も本題を逸脱した話題。
 
「YH」。
 
初恋の人のイニシャルではない。
 
 
昔は「ユースホテル」と勘違いしていた人もけっこう多かった宿泊施設。
 
1970年代には約600箇所ものユースホステルが日本中にあって、
 
それこそ旅する若者の定宿だった。
 
懐かしさから調べてみると2013年には222施設にまで減少してしまっていた。
 
鄙びた温泉宿と同様に休館や閉館の情報が目立つ。
 
基本的に会員制である事は昔と変わりないが、
 
会員証のデザインとか利用規定は変わっている。
 
そして何より気になる料金、素泊まりで3,500円程度、2食付で5,000円程度。
 
「高くなったなぁ」って言いたいところだが
 
今の時代にこの料金は安いと言わねばならない。
 
高くなったと感じたのは自分の時代錯誤のせいで、
 
盛んにユースホステルを利用していた頃は2食付でなんと1,500円以下だった!
 
素泊まりで900円だった記憶もある。
 
実際、キャンプツーリングの悪天候時やアクシデントに遭った時なんかには
 
絶対使える施設だと思う。
 
もうユースと言える年齢ではなくなったが、
 
また会員登録しておこうかな?
 
※注:会員以外は利用料金に600円加算されます。