憧 憬 の 轍
2015年7月19日 梅雨明けは近い?
明日は海の日で連休。
海の日が祝日となったのは最近のような気がしていたが
調べてみると1996年から。
20年も前から祝日だったとは。
当初は7月20日だったが2003年のいわゆる
ハッピーマンデー制度によって7月の第3月曜日になり、
20回目の今年は本来の日付。
本来の~と言えばこのブログも本来の姿に戻りつつある。
大脱輪から大幅に軌道修正する意味も込めて、
初期型XL125のエンジンを組み立てる。
オイルポンプを取り付けた後、
ホッタラカシていたクランクケースには
異常なほど重かったクラッチだが
プレートの汚れを落として組み直してみる。
クラッチスプリングを組み込むにあたって、
いわゆる「強化スプリング」が組まれていたのではないかとも考え、
部品取りとして譲られたXL125Sのスプリングと
比較してみたが自由長も硬さも同じものだった。
クラッチワイヤーは新品に替える予定なので、
こうなればカバーまで組んでみなければ
クラッチの重さはわからない。
スプリングをセットしリフタープレートの
ボルトを締めこんでいると・・・パキッと乾いた音。
ボルトが破断したのかと思ったがプレートが割れてしまった。
ボルトはまだ締め切っていない。
とっさに思いついたのは部品取りのXL125S
の部品を使うことだったがプレートの形状も
ガイドピンやロッドの形状もベアリングの径もまったく違う。
ひと回りもふた回りも頑丈な作りになっている。
さらにリフターのシャフト部分もXL125Sの方が3㎜も太くなっている。
左:XL125S 右:初期型XL125 カムチェーンとテンショナー
XL125Sの部品が流用できるかどうかは今のところ疑問だ。
はたして初期型XL125用のリフタープレートは見つかるのだろうか?
純正部品の在庫が欠品なら中古部品を探しながら
XL125Sのプレートを流用する事を考えなければならないが、
連休が明けるまでクラッチは保留。
気を取り直してカムチェーンやテンショナーを組むものの作業が捗らない。
こんな時は手を止めてスパナの代わりに
缶ビールでも持つのが最良の選択だ。
明日は海の日、晴れたら海へ行こうと思う!