憧 憬 の 轍
2017年6月25日 禊だな
日中は夏を思わせる日差しがあっても1日の最低気温はまだ20℃以下。
初夏と言うにふさわしい。梅雨の前の今の季節が東北では一番快適な季節かもしれない。
2週間前、沖縄では雨、雨、雨の日々を過ごし、
帰ってきた途端に沖縄地方は梅雨明け、その間の東北は晴れた日が続いていたと言う。
そればかりか昨日は「バイクのための1日」のような天気だったのに
今日は朝からドンヨリと曇り青空は見当たらない。どうやら禊が必要なようだ。
今月の初め頃に林道2号の提案によって計画されていたツーリング。
いくつかの行き先が揚げられていたが岩手県の「くずまき高原牧」場周辺へ。
天気予報では雨は降らないようだが参加メンバーは皆、
まずは雨具を用意して午前7時過ぎに集合。
路上の温度計は27℃を示していた。
まずは腹ごしらえ。向かったのは「森のそば屋」。
地元のお母さんやお姉さんたちが打ちたての蕎麦を提供している店で、
豆腐を繋ぎに使っている。
掛け蕎麦と盛り蕎麦に雑穀米、
ヤマメの塩焼きまでをセットにしたメニューや
豆腐田楽や蕎麦がきや蕎麦餅と蕎麦好きには涎の出そうな所だ。
開店直後の入店だったので、傍らの囲炉裏ではヤマメや田楽を焼いていた。
昼時の店の前は“路上駐車大会”になる ヤマメ・・・うまそうだ
店の2階は待合室兼蕎麦打ち場。
蕎麦の食感が津軽そばに似ているのは繋ぎが豆腐だからではないだろうか?
一晩水に浸した大豆の皮をむいて繋ぎに使う津軽蕎麦が
今では「幻の蕎麦」と言われているのは時間と手間がかかり過ぎるからだと言われている。
今回のツーリングの行き先として葛巻町に賛成した理由は
久しぶりに「森のそば屋」に行きたかったからでも
ソフトクリームが食べたかったからでもない。
そば屋の裏手に残る旧葛巻小中学校江刈川分校の今を見たかった。
地域の公民館的に利用されていると聞いて少し嬉しくなった。
手際の良いそば打ち作業 旧葛巻小中学校・江刈川分校
小川にかかる橋を渡って登校する 内部もほぼそのまま
実は禊が必要なのは自分だけではない。
当日、朝イチバンのアクシデントは『林道2号』のオイル漏れだった。
オートデコンプのオイルシールから噴出したオイルはサイドカバーにまで飛び散り、
もしかしたら走行不能?
状態ながらデコンプのワイヤーを外し、
タオルの切れ端で作った「オシメ」によって事なきを得た。
オイルシールは既にストックパーツとして用意してあるので、
次の週末あたりシールの交換となりそうだが
『林道1号』もクランクケースカバーのクラックを補修するための材料が見つかったらしく、
来週末は忙しくなりそうだ。
先週イカレてしまったコンピューターの修理は未だに先が見えない。
“Operating System Not Found”って要するにOSを見つけられませ~ん、
ってこと。
それなら誰が見つけて来るんだよ!ってな訳でBAISか?
コンピューターにも使われていたとは知らなかった。
裏蓋外して解体中 この際コッキタネェFANも掃除する