魚上氷(うお こおりを いずる)

憧 憬 の 轍  



2018214日 魚上氷(うお こおりを いずる)



 一般的にはバレンタインデイだが今日は七十二侯の魚上氷。


明日から関東地方は春を思わせる陽気が期待できるらしいが、


東北の北の果てには真冬日が返ってくるようだ。


チョコレートは一粒だけ貰ったのでウイスキーと一緒に舐めながらこの記事を書いている。


寒さに凍りついていた川や湖も陽気に溶けだした氷の割れ目から魚が飛びだす、


そんな意味の魚上氷。


寒いと言っても毎年厚い氷が張ってわかさぎ釣りの名所だった湖に氷はなく、


川の水にも流れが見て取れる。


それでも寒さを感じるのは過剰な暖房環境に慣れたせいなのかもしれない。


 もうすぐ雪の中で芽を吹く「ふきのとう」も


「子持ちのわかさぎ」もてんぷらが美味しい春の味覚。


この2月さえやり過ごせば春は近い。

 





 仕事の合間に錆取りを終えたJC58のタンクの乾き具合の確認や、


まだ錆が抜け切っていないTL125 BIALSのタンクに入れ直した「花咲かG」の確認。


どちらも低温下では効率が悪い。


作業場の前に止めた車を見て立ち寄る仲間たちとの会話が


時計や電話やスケジュール帳を見て途絶える。


今日はまだ水曜日、アタリマエだ。


イメージ 1

JC58のタンクは乾燥中                     


イメージ 2

TL125 BIALSのタンクは最後の錆取

 


来月はいわゆる年度末。


卒業や新入学、歓送迎会などで慌ただしい季節もそこまで来ている。