憧 憬 の 轍
2018年7月22日 もう一度
西日本を襲った豪雨被害の続報をテレビで観ていて思い出したのは、
真新しい家電製品が種類ごとに分別されて山のように積み上げられていた。
それは「地域経済の死骸」とも言うべき光景だった。
個人は元より、地域が経済力を取り戻す事。
それもひとつの「復興」なのだと思う。
7月21日の事
先週末の“炎天下ツーリング”の際に原因不明の不調によって
予定変更を余儀なくされた編集長のGB250。
実は別行動だった自分のXL250Rも気温が上がってからギヤチェンジの感触がおかしかった。
GB250についてはその場に居合わせた訳ではないのではっきりしたことは言えないが、
共にいわゆる「熱ダレ」が思い当たる。
要するに油温が高温になる事によってオイルの主成分が分解して潤滑性能に支障をきたす状態。
冷やす以外に対策はない。
東北地方で暮らしている我々にとっては、
よほどエンジンに手を加えていない限り縁遠い症状だと思ってきた。
さらに編集長と一緒に走っていた特攻隊長のXLR250RはMD17E。
これらは同系列のエンジンで、MD03Eから派生(進化?)したものだ。
MD03E→MD17E→MC10Eの順で発熱量が大きくなっていると言う
「邪推」からこの話は始まる訳だが、
今回、MD03EもMC10Eも同じ“超格安オイル”を使っていた。
今、あらためて3台のエンジンを見比べて気が付いたのは、
MC10EもMD17Eもオイルポンプからシリンダーヘッドまで
オイルを供給するラインが同様に外に出ている事だ。
MD03Eにこのラインはない。
MC10 共通点は2本出しの排気管だけ
MD03 これが原型?
MD17 XLR250R オイルクーラーはない
XLR250R-BAJA オイルクーラー標準装備
ツインカム化やRFVC機構の関係でオイルラインを外に設けたのかもしれないが、
オイルを冷やす効果は僅かでもある。
XLR250RにはBAJAと言う派生モデルがあり、
細部にわたって改良を加えたようなモデルでオイルクーラーも装備している。
今週末も先週末に負けないくらい気温が上がるようだ。
北東北の梅雨明けも報じられている。
今エンジンに入っている“超格安オイル”を捨て、
HONDA純正のオイルに替えてもう一度走ってみようと思った。
G2の10w-40かS9か、迷いながら作業場の棚を見ると
買った記憶はない。
部分合成で10w-40ならG2やS9と同じだろうと考え迷わず使ってみることにした。
一方、編集長は多忙な中、
S9を4本も買ってきて何回オイル交換するつもりなのか!
オイルミストの量も見たいので即席のキャッチタンクも付けてみた。
1本だけ10w-30
即席政策のキャッチタンク
例年より8日早く東北北部の梅雨明けが発表された週末、
沸騰した脳ミソはオーバーヒート寸前。
これまで気にしたことも無かった「熱ダレ」やオーバーヒート。
よく考えてみれば空冷エンジンを冷やすことが出来るのはオイル以外にない。
クラッチの滑りを気にして鉱物油ばかりを選んできた。
安価ながら劣化(酸化)しやすい事や熱の影響を受けやすい事を結果的に分かっていなかった。
粘度の表記だけでなく、規格や等級についてももう一度勉強しなければならない。
ツーリングとは言っても大した距離ではない。
編集長はGB250で先週とほぼ同じコースを、
自分は梅雨明けの陽気に逆らえずに夏泊半島へ。
およそ1時間遅れで編集長と合流し昼食は海岸でバーベキュー、
笑顔で帰宅の予定だったがGB250は先週と同じ症状が出た。
原因を追究したくても海岸では何もできない。
昨日から魚釣りに来ていた2st将軍を呼び出し“とりあえずバーベキュー”。
薄曇りでも海では日焼けに要注意
肉の匂いにカモメも集まる
来週末はまたしても海水浴か、原因究明に費やすか。まぁ、天気次第でしょう。
編集長のおまけ~
2st将軍は最近バイクよりも海が好きらしく
愛車のジムニーを水陸両用車にしちゃったらしい(笑
あんなに薄曇りだったのにホント油断してました。。
2日たってもまだこんなに真っ赤っかです、ヒリヒリ痛いです。。
来年沖縄のツヨさんたちに会いに行くまでに慣らしておかないと!!
こちらは先週7月21日に八甲田で私のクラブマンが、ちょーし悪くなって
いなかだての田んぼアート断念したときのもようです。。
なぜに しじみソフトクリーム をチョイスしないんだー
休憩したとこの近くにバイク屋が! いいなーこれ!
これも良いな!!!
さて週末は再々リベンジできるかな~