秋風



憧 憬 の 轍



201892日 秋風



 8月のカレンダーを破り去る時、

今年も残り4分の一かと思ったらため息が漏れた。

季節が夏へ向かう時期とは裏腹に「9月」の文字に一抹の寂しさを感じた。

気温は低くないが風は少々冷たい。


 
 
9月から10月にかけて、

週末ごとに各地で様々なイベントが企画されている。

当地でも今日は「漁港祭り」で、

編集長の身内が駐車場の一画を任され、旧車(主に4輪車)を集めるらしい。

そこに2輪車でお邪魔する事になった。

作業場のメンバーの愛車もほんの一部を除いて既に旧車の部類ばかりだ。

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編集長の若かりし頃の愛車だとか!             


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お邪魔しまーす
 
 
都合により5台ばかり参加させてもらったが、

やはり注目を集めたのは1958年式のHONDA JC58

短い距離とは言え自走して来たことで驚かれた。

オイルやガソリンの滲みはご愛敬と言いたいところだが、

走行後は特にフュエルホースからガソリンが漏れている。

メッシュで覆われているホースだが既に経年劣化で硬くなっているため、

ホース自体が傷ついている事は間違いない。

作業場に戻ってすぐにタンクに残ったガソリンを抜き、ホースを外し解体してみた。


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予想通りのフュエルホース                   

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漏れて当然
 
 
金属のメッシュとカシメをどう処理するかはまだ考えていないが、

ホース本体は現行の耐ガソリンホースでつなぎ直し、

バンジョーのガスケットも新しいものに替えれば問題はとりあえず解決する。

オイルの滲みは軽く増し締めして様子を見る事にした。