憧 憬 の 轍
2018年9月2日 秋風
8月のカレンダーを破り去る時、
今年も残り4分の一かと思ったらため息が漏れた。
季節が夏へ向かう時期とは裏腹に「9月」の文字に一抹の寂しさを感じた。
気温は低くないが風は少々冷たい。
9月から10月にかけて、
週末ごとに各地で様々なイベントが企画されている。
当地でも今日は「漁港祭り」で、
編集長の身内が駐車場の一画を任され、旧車(主に4輪車)を集めるらしい。
そこに2輪車でお邪魔する事になった。
作業場のメンバーの愛車もほんの一部を除いて既に旧車の部類ばかりだ。
編集長の若かりし頃の愛車だとか!
お邪魔しまーす
都合により5台ばかり参加させてもらったが、
やはり注目を集めたのは1958年式のHONDA JC58。
短い距離とは言え自走して来たことで驚かれた。
オイルやガソリンの滲みはご愛敬と言いたいところだが、
走行後は特にフュエルホースからガソリンが漏れている。
メッシュで覆われているホースだが既に経年劣化で硬くなっているため、
ホース自体が傷ついている事は間違いない。
作業場に戻ってすぐにタンクに残ったガソリンを抜き、ホースを外し解体してみた。
予想通りのフュエルホース
漏れて当然
金属のメッシュとカシメをどう処理するかはまだ考えていないが、
ホース本体は現行の耐ガソリンホースでつなぎ直し、
バンジョーのガスケットも新しいものに替えれば問題はとりあえず解決する。
オイルの滲みは軽く増し締めして様子を見る事にした。