憧 憬 の 轍
2018年9月1日 乞い願わくは厄払い
8月3日の記事に載せた1枚
「それでは諸君!
小雪の舞い散る頃に『再生プロジェクト 其の2 続・月光仮面になりたくて』
でまた逢おう!
その日まで さらばぢゃ!!!」
我ながら…、何と言う事を書いてしまったのか!
まさかこんな形で「其の2 続・月光仮面になりたくて」
を始めることになるなんて、夢にも思わなかった。
物議の発端はマフラーの形状、
角断面の俗称「モナカ・マフラー」と「鞍型シート」、
そしてライトカウルにHONDAのバッジが付いていない事から
初期型の可能性あり、と言った雑談からだった。
初期型のエンジンには通称「煙突」
と呼ばれるクランクケース・ブリーザーが付いている。
その後、CⅡ92、CⅢ92とマイナーチェンジされ、
Ⅱ型以降はシリンダーヘッドにブリーザーが設けられている。
当初の予定ではタケちゃんマンのXLR250R-BAJAを引き取りに、
一緒に来るはずだったサンちゃんことS氏と相談して、
雪が降る前に「嫁入り」のはずだった。
タケちゃんマンのXLR250R-BAJAをこちらから届けて、
帰りにC92を軽トラックに積んで帰って来ると言う
暴挙が直ちに画策されたのは言うまでもない!
三下り半を叩き付けた嫁を帰したその足で、
別な嫁を連れてくるようなトンデモネェ計画だ!
しかし、この手の連携にあたって
作業場に集まる連中の動きはヘタな軍隊やテロリストどころではない。
極悪非道な女衒か、オメェら?
(セクシャル・ハラスメントを感じた方にはこの時点で心からお詫び申し上げます)
ところが…、貰って来た嫁には煙突もなく、
モナカ型のマフラーも右側だけで、
負圧式のキャブレターやカムシャフトカバーに
フィンがない事などからⅣ型のようだ。
この型に詳しい92ブラザース(弟)によれば
他にもⅣ型の特徴が見られるらしい。
悪友のKENや「樵の巨匠」も気になって見に来たらしいが、
初期型でなかったことが分かって
今夜あたりは酒の肴にされている事だろう。
エンジンの載せ替えや部品の混在が珍しくない車種だけに、
それでもまだまだカラ騒ぎは続きそうだ。
右側は「モナカ」だったが…
左側は丸形
「煙突」は付いていない
キャブレターは負圧式 Ⅳ型でしょう