憧 憬 の 轍
2018年12月30日 新しい年を目前にして
こんなにも早く過ぎった1年がこれまであっただろうか。
時間の流れを早く感じるのは充実して過ごしたから、であればいいのだが今の自分に充実感は無い。
皆無と言ってもいい。
若い頃に1分で出来たことが今は10分かかるとしたら、時間は10倍速く過ぎている事になるのだろうか。
無論、時間の経過に変わりはないが、そんなことを考えるようになったのは年齢を意識し始めた証かもしれない。
改めまして、
ブログの開設は2012年1月となっていますが、記事は2010年の春からの個人的な「記録」を文章化したことから始まりました。
それからもうすぐ10年になろうとしています。
思えばこの1年、気の向くままに書き綴った文章を読み返しながら記事にしなかった事までも、様々な出来事を思い返しています。
“作業場”とは名ばかりの朽ちかけた倉庫に集まり、バイクの事だけでなく様々な話題を提供してくれた皆様には感謝するばかりです。
そして何よりも顔の見えない所で駄文にお付き合い頂き、時に「コメント」や「ナイス!」を入れて下さった皆様には深謝申し上げ、今後もお付き合い下さる事を願うばかりです。
略語自体が嫌いな私にとって「ブログ」は単なる若者たちに流行している「流行り」としか考えていませんでした。
ですから自分のプライバシーの一端を顔の見えない人に曝す行為に抵抗が無かった訳ではありません。
単なる個人的な趣味だったバイクの修理、レストア。
趣味とは言いながらも、今もって自分の知識不足や技量の未熟さに呆れかえる日々。
それによって思いついた事や方法も少なくありません。
バイクや機械に関連した事だけでなく、考え方や物事の捉え方によって違った結果が待っている事に気付かされた事も多かったように思います。
おそらく、年が明けたからと言って何かが劇的に変わる事はありません。
去年と、そして昨日と変わりない日常が繰り返される365日がまた始まるだけです。
それでも、少しだけでも良い意味での変化に期待して過ごしたいと思います。
「生きている」と言う事は、結局そう言う事なのだと思うからです。
変化の無いように思える日常の中に見つけた小さな物事は、いずれ大きな意味を持つことになるかもしれません。
そこに期待や希望をつなぎながら。
ところで昨夜、すなわち12月29日。
昨年同様に一部のメンバーによる忘年会。
我らが街のソウルフード、「赤の〇んのバラ焼き」と「〇生の唐揚げ」で簡単に・・・のはずが、編集長の御厚意(?)でモクズガニが・・・。
このヤセ蟹を味噌汁にしろってか?