憧 憬 の 轍
2018年5月27日 やっぱり・・・
日差しに影は濃さを増しているが風はまだ冷たい。
遠くに見える山の稜線もまだくっきりと白い。
それでも5月最後の週末、
凍えて暮らした季節の事は既に忘れている。
新年度を迎えてから公私ともに多忙だった編集長の誘いで
「とにかくどこか行きましょう」ツーリング。
行先は様々な案が出たが岩手県一戸町の御所野遺跡方面
と言うだけで一路、国道4号線を南下。
御所野遺跡は「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」として
世界遺産の暫定リストに掲載されている遺跡のひとつだ。
駐車場と遺跡を結ぶ「きききの吊橋」はグッドデザイン賞も受けた
特徴的なデザインであるだけでなく構造材の組み方も面白い。
「きききの吊橋」入り口
橋の上屋の換気口
橋を渡ったところにある博物館も「総工費は?」
と聞きたくなるくらいに立派な建物。
縄文遺跡の勉強をするどころか独特な造形に、
「どんな型枠作ったんだべ?」とか
「支保工に金かかったべなぁ~」とか、
参加メンバー5人のうちの4人が建築関係だったために
下世話な話題に終始していた。
外壁の木材の材種は?
次回は縄文遺跡の勉強に行きましょう
ツーリングには何某かのアクシデントが付きもので、
それもまた後日の酒の肴だ。
「要レスキュー」なアクシデントは御免だが
軽いアクシデントならそれも楽しみのひとつかもしれない。
先頭を走る特攻隊長は後ろを全く気にせずに快走状態。
後尾を走っていた編集長がついてきていない。
ひとつ目の目的地を前にクラッチワイヤーが
ホルダーから外れてしまっただけだったが、
工具は特攻隊長のバイクの荷台にある。
クラッチワイヤー調整中の編集長
悪友のKENは・・・「手にオシッコかかった」
遺跡を後にする前に今日の昼飯を考えなければならない。
天気もいいのでさらに南下し、
岩手町の道の駅「石神の丘」で昼食をとり帰路につくことにした。
昼食のレストランから
さぁ、何回目のキックで始動するか
もちろん帰り道でもアクシデント勃発!
まぁ、
単なるミスコースだったが先頭車両の選択に間違いがあったなら、
それは全員の責任。
対等に走れることを証明しようとしていたのかもしれない。
小休止のたびに笑いが絶えない
向こうの芝生に寝転んでいたい・・・
編集長のおまけ!!
ほんと天気良くてサイコーでしたね!!
博物館の外装材は「 クリの木 」だそうですよ!