諸行無常


憧 憬 の 轍



2019519日 諸行無常



夏を思わせる週末だった。

帰宅後にテレビのニュースで北海道の佐呂間町39.5℃を観測した事を知った。

最初は佐呂間町をどこか別な地名と聞き違えたと思った。

北海道でも真夏なら30℃を越える日がある事は知っているが、まだ5月の、それもオホーツク海に面した町が日本中で一番暑かったとは驚きだ。
 
 



何とか「2台体制」になった作業場で苦戦しているのは相変わらずCA105H


コンデンサーを入れ替えた事で低回転は安定したがアイドリングが続かないままだ。


燃料切れのような症状ですぐに止まってしまう。外してはまた解体して・・・、それこそ穴があくほど見ても原因が分からない。


チャンバー内の油面をほんの少し上げて保てれば解決しそうなのだが、油面の調整はおそらく簡単じゃない。


そんな堂々巡りをよそにウインカーのセットが届いた。


後はテールランプのレンズが揃えば外観的には一段落だ。


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何回目の解体だろう?                     


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だんだん普通のバイクに近づいている
 
 
 
CA105Hの事は気になるが早朝から予定通りツーリングに出かけた。


下北方面の「生ウニ丼」は予約が間に合わず、昨年計画していながら行けなかった日本海側の鯵ヶ沢を目指すことになった。
 
当初昼食は『民宿・食事処 なおじろう』の予定だった。


鯵ヶ沢名物・ヒラメの漬丼もさることながら、以前から気になっていた“なおじろうチャンポン”が食べてみたかった。


残念なことにこの3月にご主人が急逝され閉店したとの事で、こんな事になるなら去年の秋に何が何でも食べに来るべきだった。


合掌。
 
「ヒラメの漬丼」は鯵ヶ沢が町を挙げてPRしている。


いくつかの情報を基に港の側にある『たきわ』と言う店へ。


 
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岩木山を見ながら一路鯵ヶ沢へ               


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たきわ「ヒラメの漬丼」はこんな感じ
 
 
鯵ヶ沢まで来たんだから『わさお』だべ」と、やたらと『わさお』を見たがるは『悪友のKEN』。


相棒の『JAZZのタカ(自称)』も同調し海沿いのイカ焼きへ向かった。


わさお』が全国的に有名になってもう10年近く経つ。
 
 
『レオ』と名付けられたはずの迷い犬は旅行客のブログで勝手に『わさお』として紹介され、それがブームの始まりで映画まで製作された。


もとの飼い主も黒石から来た嫁も他界し、娘の『チョメ』と二匹、相変わらず飄々として暮らしている。


この犬が町に多くの人を呼び、もたらしたものは大きい。


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娘の『チョメ』 さすがに若い                 



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わさお』でございます
 
 
わさお』の次は「アビタニア・ジャージーファーム」でデザートを。

ジャージー牛のミルクで作ったソフトクリームやジェラート、焼き菓子などを手作り販売している。

気温は既に軽く30℃を越え、冷たいもの以外は目に入らない。

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ジェラートトルコアイスの違いは?             


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ジャージーソフトクリーム、コーンは+20円也
 
 
ヒラメの漬丼、わさお、ソフトクリーム。


後は無事帰るだけ。


とは言え参加者の年齢は全員50代、距離と時間が気にかかる体力勝負だ。


そして最後の難関、八甲田を越えようとしている時に1台のバイクの排気音が変わった。
 


マフラーが無くてもバイクは走る! 


それでいいのか悪いのかは別として。
 
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エキパイ破断事件!                      


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「笑ってる場合じゃねぇよ」(タカ)  















編集長のおまけだよー

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