憧 憬 の 轍
2019年6月30日 備えあれば
HONDA TODAY(AF67)。
おそらくは2012年型で4ストローク、「PGM-FI」のステッカーを見て、もしやと思った通りのインジェクション仕様だ。すなわちキャブレターはない。
2012年型って事は21世紀のバイクだべ
エンジンユニット キャブレターが・・・無い!
スクーターは2ストロークでもちろんキャブレター仕様、なんて言うのは昔の話で2ストロークエンジンの二輪車自体が既に絶滅危惧種と言われる時代だ。
以前同じHONDAのDio(AF18)のキャブレターをチョイといじって下駄代わりにしていた事があった。
簡単にスピードメーターを振り切り80㎞/h以上出るものだから面白かったが同時に怖さもあった。
もちろんこのスクーターに手を付ける気は無いが、今の時代ならプーリーを替えたりする前にプログラムやインジェクションに手を加えて遊ぶんだろうなぁ・・・。
キャブレターが無くて落胆した訳ではなく、誤作動や予期せぬ二次災害を防ぐために新しいバッテリーを用意してから改めてメンテナンスする事にした。
梅雨時期に済ませておきたい作業その2は長期“ほったらかし”だったリアボックスのお色直しと専用キャリアの作成。
作業場に集まるメンバー中最年少のリョウ君の父、F氏が数年前に「デカ過ぎる」と言って置いていったものだった。
蓋の塗装が剥げていたので「塗り直して使わせてもらいます」などと言ったものの手も付けずに埃だらけだった。
まずは既存塗装の剥離と下塗りから。
素地は黒色、赤で仕上げるために白色で下塗り
取り付け用のプレートも錆を落として再塗装
このボックスは初期型XL125で使う事を当初から考えていたが、もしまた「デカ過ぎる」ならXL250Rの巨大なキャリアに載せる事も考えている。
赤色で上塗り 巨大な「蟹の甲羅」みたいだ
初期型XL125 TouringSpecialってか?
ヘルメット2個分の容量はダテじゃない
『大魔神・O氏』はこの初期型XL125で9月に予定している1泊ツーリングに参加するつもりだ。
もちろん白神山地を貫く林道コースで。
それまでに完全な12v化を間に合わせたいと思っている。
話はブッ飛ぶがロックバンドKISSの最後のワールドツアーの日程が発表された。
日本では12月に仙台、東京、盛岡、大阪、名古屋の順で5公演。
決して安くはないチケットに交通費や宿泊費を考えると行きたいとは言えないが盛岡なら何とかなるかな?
できることなら4人で行きたい。もちろん“白塗りメイク”で!
ベースのGene Simmonsもそろそろ70歳、Rolling StonesのCharlieWattsが78歳でもドラムを叩いている事から考えればまだ若いのかもしれないが、ステージに立つ姿を日本で見られるのは最後になる・・・はずだ。
「You Wanted theBest!? You Got the Best! TheHottest Band in the World, KISS!!」
もこれで最後。
演るのもジジィなら観るのもジジィ、化粧道具だけでなくカツラも必要だな・・・。