急がば回れ

2019年11月10日

 

 

11月を迎えてついに自分も還暦を迎える事になったが、そんな事を忘れそうになるニュースが飛び込んできた。

 

愛してやまない沖縄の首里城が燃え盛る映像は見る度に心が痛んだ。

 

建築に携わって来た者として不思議だったのは柱や梁だけでなく建物の主要な構造部分が同時に燃えていた事だった。

 

正殿が崩れ落ちる映像に思わず声を発してしまった。

 

日本国中が被災地と言っても過言ではない今日だが、首里城の一日も早い再建を願わずにいられない。

 

 

 

 

 

待ちかねたXL125K2のカムシャフトが届いたのは7日(木曜日)。

 

イタリアから取り寄せたはずだったが発送国はNEDERLANDで、Amsterdamと言う地名も読み取れた。

 

NEDERLAND=オランダな訳だが、そんな疑問よりも“間違いない”部品であることを確認すべく即、開封

 

サンドブラストと耐熱塗装を済ませてあったシリンダーヘッドに載せてみた。

 

当たり前だがさすがHONDA純正部品、Maid in Japan。

 

発送から配達完了までSippyProから逐一連絡が届いていた。

 

ただ気になったのは日本に届いてから川崎の税関で3日も留め置かれていた事だった。

 

まぁ、違法な物を取り寄せようとする輩も少なくないご時世なので仕方ないと思わなければならないだろう。

 

 

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1987年にイタリアに輸出されたモノらしい


          

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ガタつきなし!

 

エンジンをフレームに載せる前にロッカーアームとバルブの間隙調整やポイントの調整などを済ませた。

 

オイルの供給ラインやクランクケースの合わせ面からの滲みなどがない頃を確認して搭載したが、再始動は急がない。

 

いつもの事だが何か忘れていそうな気がする。

 

後日再点検してからでも遅くはない。

 

 

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搭載準備完了


                      

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ハイ、載りました~

 

 

近々の『スポカブ・ブラザース(弟)』のCB92の部品を海外から入手する予定だが今度はARGENTINA=アルゼンチン共和国からだ。