初夏を想って

 

憧 憬 の 轍

 

2020年3月22日 初夏を想って

 

諸外国のCOVID-19に対する対処に比べて我が国の対処は甘くは無いか? 

 

さらに本県では未だに感染者はいない事になっているが、

県のホームページに公表されている検査数は100件に満たない。

 

人口が約125万人とは言え、

少なすぎないか? 

 

検査数が増えれば増えただけ感染者数も増えると誰もが分かっている。

 

県は19日、約92億円の新型コロナウイルス対策の補正予算を発表した。

 

 

 

 

 

 

県内でも降雪量の多いとされているN町で住宅のレストアをしている『サンちゃん』ことS氏が愛車、

KSR-80を軽トラに載せて帰ってから1週間が過ぎた。

 

キック1発でエンジンがかかったと喜びの電話をもらった。

 

素人メカニックとしては、

自分の仕事を喜んでもらえる事が嬉しい。

 

先週末、春の嵐のごとく手術室入りした『編集長』のZEPHYRχ-ZR400Cのキャブレターを解体した。

 

予想通り  

Oリングなどの樹脂製部品はすべて限界を超えていた。

 

 

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バラした以上、組み直さなければならない


          

 

 

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Oリングは硬化が激しい



 

 

樹脂製部品の硬化は走行距離から予測していたが、

それ以上に気がかりなのは粉末状の錆が燃料供給系統の各部に見られた事だった。

 

 

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燃料供給系統の随所に錆が回っていた


           

 

 

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樹脂製部品はすべて要交換



 

 

4基のキャブレターを連結するために必要なOリングなどのフィッティング部品は4月初旬まで待たなければならないらしい。

 

シリンダーヘッドのカムカバーに入れる樹脂製のガスケットは届いているので、

予定を変更してカムカバーを載せ直した。

 

これでオイル滲みが解消できたのかは、

エンジンを再始動してみるまでは分からない。

 

『編集長』のZEPHYRχは4基のキャブレターは連結するだけだが、

大魔神・O氏』からはイタリアの至宝、

DUCATI 900ss のメーター類の交換で「お手伝い要請」を受けていた。

 

もちろんそんな要請が無くても見に行かなければならない。

 

PERFECTIONウイルスのために夜な夜な古い石油ストーブを眺めている『大魔神・O氏』だが今日は本来の悪い病気の感染者に戻っていた。

 

ガレージのドアを開けた瞬間、

テーブルに置かれたカウルやメーター類などが目に入った。

 

どれもこれも高価な部品だらけ! 

 

眩しい!!!

 

 

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さぁ、今日も楽しくなりそう!


                  

 

 

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おっ始めましょうか



 

 

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VEGLIAのメーターなんて初めて触ったかも・・・


      

 

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配線と格闘中



 

 

好きな事に没頭していると信じられないくらい時間の経過が早い。

 

あっという間に外は薄暗くなっていた。

 

日没が近づくにつれて温度も下がる。

 

大魔神・O氏』が傍らに用意したのはやはりPERFECTIONだった。

 

 

 

 

ヨーロッパでCOVID-19の感染者数や死者の急増している。

 

日本国内でも少しずつ増えている。

 

昨夜参列した通夜でもマスクをしている人は多くなかった。

 

初夏を迎え、本格的なバイクの季節が始まる頃までに事態が好転していて欲しい。