こんな時だから

憧 憬 の 轍

 

2020年4月26日 こんな時だから

 

「緊急事態宣言」が全国に拡大された頃から目立つようになった「Stay Home」の文字。

 

増え続ける感染者の数に歯止めをかけるためには、

人と人とが接触する機会を極力減らすしかない。

 

カレンダーに目をやれば、

いわゆるゴールデンウイーク目前だが今年は「Stay Home Week」が求められている。

 

ところで、StayするHomeがあればいいのだが、

もしも無かったら何処にStayすればいいのだろう?

 

「緊急事態宣言」は5月6日までとされ、

さらに国民一律に10万円を給付する方向で政府は事態の収拾に躍起だが、

これで日常が戻るとは誰も考えていない。

 

Stay Home 

Save Lives

 

 

 

 

 

「不要不急の外出を極力控えて・・・」。

 

天気さえ良ければどこかへ走り出したいがイベントの中止だけでなく閉鎖している施設も多い。

 

本来ゴールデンウイークは29日からだが、

世間は自粛ムードに押されてこの週末から連休気分だ。

 

どこへも行けなくてもやる事は沢山ある。

 

 

と言う訳でまずは昨年からオイル漏れが酷くなってしまったHONDA XL250Rの修理から。

 

シリンダーヘッドカバーをシリンダーヘッドに固定するボルトがナメてしまって、

数本が規定値までトルクを掛けられない。

 

 

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速攻でエンジンを降ろして


         

          

 

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ヘッドカバーを外して



 

 

ヘリサートコイルを入れるためには正確にボルト穴を広げる必要がある。

 

M6には6.3㎜のドリルで穴を広げてから専用のタップを用いる。

 

ドリルを垂直に入れるために補助器具も作ってみた。

 

 

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ヘリサート用のドリルとタップ 


                 

 

 

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穴を広げてタップをかける



 

 コイルを入れる作業自体は専用の工具を使うので難しいものではない。

 

問題はコイルを入れる深さだ。

 

 

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コイルと専用工具


 

                        

 

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修理を終えたら再びエンジン搭載



 

 

朝方は晴れて気持ちのいい朝だったが次第に雨模様に。

 

さらに昼過ぎからまた晴れた。

 

午後になってXL250Rの作業が一段落した頃、

『編集長』はZEPHYRχでチョイ乗りツーリングへ。

 

その後はCB250 Clubmanも。

 

世界中に蔓延してしまったCOVID-19のための自粛要請が重苦しいい。

 

いつもなら連休に出かける「春一番ツーリング」も今年は控えなければならないようだ。

 

それでも「春の味覚・天ぷら祭り」だけは何とかしたい。

 

作業場の周りの山菜は順調に成長している。

 

特別に手をかけている訳ではないにも拘らず、

毎年芽を吹いてくれる。

 

今年も美味しく頂こうと思っている。

 

 

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タラの芽も


 

                             

 

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ウドも



 

 

作業場の周りに自生しているのはタラやウドだけではない。

 

諸外国では高級食材として珍重されるアミガサタケも生える。

 

アミガサタケは数種の類似種があるらしく、

一般的には毒キノコに分類される。

 

そのため一度乾燥させ水で戻して使わなければならない。

 

アルコールとの相性は最悪とも言われるようだが、

そろそろ食べてみたい。

 

 

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今年も顔を出したアミガサタケ 


                

 

 

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完全乾燥の上保存してある