憧 憬 の 轍
2021年7月18日 いきなり夏、修行の夏
気象庁が「関東甲信、東北地方の南部および北部が梅雨明けしたとみられる」と発表したのは16日、
平年よりも12日早い梅雨明けだった。
いきなり気温が上がり体がついて行かない。
今日に至っては猛暑日を記録したし、寝苦しい夜になりそうだ。
こんなにも天気が良くなるのなら日帰りツーリングでも企画するんだった・・・。
そんな思いで皆汗まみれでバイクやクルマのメンテナンスに一日を費やした。
相変わらず修行が続いている『🔰若葉マークのS』はYB-1のタイヤ交換。
オゾンクラックだらけでグリップ力なんて期待するべくもない古いタイヤは硬い。
初めて手にするタイやレバーがうまく使えず悪戦苦闘、
汗まみれで外せたものの新しいタイヤは柔らかいとは言えなかなか嵌らない。
初めのうちは『スポカブ・ブラザース(弟)』が作業を指示していたが、
『わらしべのKEN』や『特攻隊長』も作業に加わって、
もう誰の言う事を聞けばいいのか分からない。
それでも自分の手で作業を終えて満足そうだった。
そんな騒ぎの中、クルマの車検の準備。
フロントのスタビライザーのブッシュを交換しなければならない。
以前から異音が気になっていたが最近特に音が大きくなっていた。
それもそのはず、下側のブッシュが無くなっていた。
バイクのメンテナンスに比べてクルマのそれが面倒なのは、
それぞれの部品の大きさとジャッキアップが必要な作業が多いからだと自分は思っている。
スクーターを修理する時にカウルを外すのが面倒な事とよく似ている。
車体ごと持ち上げられるようなジャッキがあれば楽しめるかもしれないが、
そんな設備をする予定は永久に無い。
当初、修理工場に依頼しようと思っていたが工賃を聞いて自分で交換する事にした。
まぁ、手持ちの工具で出来たので懐の温度低下は最小限で済んだ。
作業場から少し離れたところにある「秘密基地」で『編集長』は今日も愛車・ZEPHYRχのメンテナンス。
アクセルシャフトを規定値のトルクで締めると後輪の動きが悪くなってしまう。
その原因究明に忙しかった。
パーツリストの図が今ひとつ分かりにくい。
ベアリングを交換する事になったが原因は単純な事だった。
時間的に若干前後する話だがこのZEPHYRχのスプロケットを交換した時の事。
用意したドライブスプロケットにチェーンがうまく嵌らなかった。
サイズが違うのではないか・・・とも思ったが、
純正のスプロケットに施された樹脂製の緩衝材が原因だった。
最近のバイクのドライブスプロケットには当たり前に付いている緩衝材だが、
古いバイクばかりイジくっていると物珍しい造りだ。
整備マニュアルに書かれている事に従えばいいのだが先入観が先走る。
先入観を捨てるのも必要な「修行」かもしれない。
興味がわかないと言う意見も多い。
来日後に陽性と診断され参加が危ぶまれる選手の事や、
IOCのプレイブックに従わない報道関係者の行為も問題視されている。
どれもこれも予想できた事だ。
今回のオリンピック/パラリンピックがいろいろな意味で歴史に名を残すことになりそうだと思っているのは自分だけだろうか。