あの頃のまま 番外編17

憧 憬 の 轍

 

20211111日 あの頃のまま 番外編17

 

1979年のヒット曲、『あの頃のまま』。

 

Bread&Butterは兄弟で、あの頃から40年以上たった今でも歌っている。

 

この歌は多くの歌手がカバーしているが、

やはりオリジナルで聴きたい一曲だ。

 

見た目はすっかり変わってしまったが伸びのある声もギターの音色もあの頃のままだ。

 

あの頃、「板についた紺色のスーツ」を着た君に「日焼けした足にサンダル」を履いて会う自分でいたいと思っていた。

 

 

For yourself  For yourself逸らさないでおくれその瞳を 人は自分を生きて行くのだから

For myself  For myself幸せのかたちに拘らずに 人は自分を生きて行くのだから

 

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作詞作曲は呉田軽穂

 

現在の松任谷由実の作家としての名だ。

 

1979年、荒井由実は既に結婚して松任谷由実として活動していたにも拘らず何故「呉田軽穂」名義でこの曲をBread&Butterに提供したのかは分からない。

 

ただこの曲のサビで歌われるFor yourselfとFor myself、

そしてその後に続く歌詞の意味が今だからこそ分かる。

 

身に染みて分かる。

 

For yourself  For yourself逸らさないでおくれその瞳を 人は自分を生きて行くのだから

For myself  For myself幸せのかたちに拘らずに 人は自分を生きて行くのだから