多くを望んではいない

憧 憬 の 轍

 

2021125日 多くを望んではいない

 

予想最高気温が二桁ならは少し和むが、

予想最低気温と共に一桁となれば穏やかではない。

 

そろそろ真冬日も予想される季節だ。

 

いつの間にか気が付けば12月。

 

まだ今年は終わっていないのに来年のカレンダーを壁に掛けた。

 

綴られた12枚は果てしなく長い時間のように思えても、

今年以上に早く捲り去られる気がする。

 

 

 

オイルを抜いたつもりの「オモラシ君1号」こと、

KAWASAKI  W1のエンジンからは動かす度にオイルが漏れるのは冷えて流動性の悪い状態での作業だったからだ。

 

ガスケット類はすべて替える予定なので残っているオイルを少しでも抜いてしまうためにクランクケースのカバーを外すことにした。

 

作業場に設置した年代物のFFストーブを焚き、

少しでもエンジンを温めればオイルの流れも良くなるかもしれない。

 

 

 

f:id:approach4585:20211207172329j:plain

クランクケース左側


                       

 

 

 

f:id:approach4585:20211207172349j:plain

クランクケース右側



 

 

 

ミッションのカバーからもオイルが滲んでいるのでこれも外してみた。

 

考えていたよりも多量のオイルが残っていて、

このエンジンのオイル交換には完全な暖機が必要なのだと思った。

 

 

 

すでに県内でも初雪が観測され冬の備えを最優先しなければならない季節だ。

 

そう考えれば作業の優先順位はI氏から預かっている除雪機が先だろうが、

パーツリストもマニュアルも無い機械に手を付けるのは少々アタマを整理してからにしたい。

 

OHVで比較的簡単な構造だとしても、

4ストロークの1行程を手で回せない状態のエンジンに手を付けるのは気が重い。

 

そればかりでなく12月に入って急に日が短くなったのも気が重くなる原因のひとつだ。

 

冬至まで20日もない。

 

今年も終わる。そろそろ本格的な冬が来る。

 

 

 

f:id:approach4585:20211207172408j:plain

秋の名残