憧 憬 の 轍
2023年5月7日 時計は止まらない
最大9連休と言われた今年の大型連休が終わった。
陽気に恵まれたかと思えば一変して肌寒かったり、あるいは雨が降ったりしたが多くの行楽地に人が溢れていたのは、やはりCOVID-19関連の制限が緩和された事が大きく影響していたようだ。
そんな中、5日に能登半島で大きな地震があり、珠洲市では最大震度6強を観測した。
さらにその後、大雨警報も発令されている。
まさしく水を差すような事態だが、被害が広がらない事を願うしかない。
3日朝から出かけた恒例の「春一番ツーリング」。
目的地も恒例となった野田村の苫屋だ。
幸いにもこの連休中で一番の好天にも恵まれた。
往路では全線開通した三陸自動車道の一部も走った往復約250㎞だった。
もちろん何事もなく帰って来た訳では無い。
詳細は「編集長のオマケ」で…。
『特攻隊長』は今回の「春一番ツーリング」に昨年から乗り出したHONDA VTR250で出走予定だったが、フロントフォークからオイルが滲み出していたため急遽XLR250での参加だった。
三陸自動車道を走行中に、勢い余って一人だけ降りる予定の久慈ICを通り過ぎ、3つ先のICまで走ってしまうあたりはさすが特攻隊長だ。
そんな彼が待っていた部品が届き、早速VTR250のフロントフォークのメンテナンスが始まった。
フォークオイルの汚れは少ない方だったがオイルシールは劣化していた。
ボトムケースに残ったオイルシールを外してみるとケースには腐食痕が目立つ。
それでもオイルシールの入る位置は傷ひとつない。
腐食痕はおそらく劣化したダストシールから入った雨水などで出来たものだろう。
『特攻隊長』が神妙な面持ちでサスペンションオイルを計量していると外に一台のバイクが停まった。
聞き覚えのあるような無いような音だった。
ドアを開けて入って来たのは『スポカブ・ブラザース(弟)』、1959年型のHONDA C71でのお出ましだった。
C71もHONDAのいわゆる寺社仏閣と言われるデザインを周到した1台だ。
C70やC72などの同時期のバイクと似ているが細部のデザインは大きく異なる。
「OHMACHI BASE」に集う仲間の所有車両には「寺社仏閣シリーズ」が数台ある。
機会があればその全てを並べてみたいと思っている。
仲間内の所有車両で最も古い実動車は『大魔神・O氏』のHONDA JC58(1958年)だが、このC71は2番目に古い事になる。
60年以上前のものでもメンテナンス次第でまだ走れるのだから、この国のモノ造りはやっぱり凄かったんだ!
「OHMACHI BASE」の連休最終日はいつもの週末と違った。
それは誰もが明日から再び仕事が始まる事や、家族と過ごす時間を大切にしているからだろう。
さらに連日のアルコールも影響しているのかも知れない。
『樵の巨匠』のガレージでは出戻りのKAWASAKI Z400FXがタンクやシートを外した状態でまたも修理中だ。
先週末にポイント点火だった事に気付いてタイミングライトなどの調整に必要な道具を持って持ち主の所を伺ったのだが、やはり2、3番の点火状態が不安定だった。
プラグコードがガチガチに硬化しているだけでなくイグニッションコイルの内部に問題があるようだ。
残念な事にプラグコードだけを交換できるタイプのコイルではない。
Z400FXの最終型はトランジスタ点火で、コンタクトベースごと替えてしまう方法もある。
そうすれば点火タイミングに関しては一応メンテナンスフリーになる訳だが…。
どんな部品も永久に壊れないものは無い。
リプレイス部品(社外品)であっても今後の事を考えれば新品の方がいい。
『樵の巨匠』の悩ましい日々はもう少し続くようだ。
次の週末までは長く感じられそうだ…、と誰かがため息混じりに言った。
その言葉を聞き流してしまいたい気持ちが無言にさせた。
そしてまた溜息…。
編集長のおまけ!!
春の安全大会はじまるよー
7:00三沢出発!
DCM久慈店 待てど暮せど隊長が来ない。。一緒に来たはずなのに。。
小袖海女センター
じぇじぇじぇ。。すぐに登っていくチャレンジャーたかしw
苫屋とうちゃこ♫ 隊長合流どこ行ってたのよW
秀ウインカーどうした。。
戒めのマスキングテープ固定W
反省しておるそうです。 斜面で停車するときは降りましょう。
帰路~ さあ戻って天ぷら祭だよ~
ただいま~ 今年も全員ごきげんでバイクライフ楽しめますよ~に!カンパーイ!!
エイリアンギャラクシー!宇宙を旅した銀河系プレミアム日本酒!
ともくんごちそうさまでした♫
いや~楽しかったですね~
6月例会もオタノシミニ~
達也氏、1泊ツーでまた会えるのを楽しみにしているよ!!
マッハは本人のではありませんW