憧 憬 の 轍
2023年1月21日 牛歩
真冬日がもたらした雪はその後の春を思わせるような陽気でほとんどが溶けてしまった。
2週間予報によれば、しばらくの間は冬日が続くが降雪量は多くなさそうだ。
記録的な寒波が続いた昨冬に比べて過ごしやすい。
北日本を縦に走る山々のせいで天気は太平洋側と日本海側とでは大きく違う。
時に真逆な事もある。
能登半島周辺の地域でもこの冬が“優しい冬”であってほしい。
VMX12の事を書くようになってから後輪のギヤボックスを何度か「デファレンシャル」と書いて来た。
しかし「デファレンシャル」は差動歯車の事でバイクの場合、対になる車輪が無いのだからデファレンシャルと呼ぶのは間違いだった。
正しくは「ベベルギヤケース」とか「ベベルギヤボックス」と言うべきだった。
改めてアメリカ仕様パーツリストを見ると「Rear Axle Gear Case」。
どこにも「Differential」とは書かれていない。
ダミータンク上にあるインジケーターのタコメーターをスピードメーターの横に移し、タコメーターがあった場所に燃料計を取り付ける事を考えている。
VMX12のタンクに付いているセンダーユニットは給油を指示する赤ランプを点灯させるためのものでしかない。
タンク内の燃料の残量を把握するために用意したセンダーユニットはHONDAの古いスクーターからタンクごと外したものだ。
このセンダーユニットを使うためにはタンクに穴をあけ、新しいガスケットを用意しなければならない。
タコメーターをスピードメーターの横に取り付けるためのステープレートを作った。
様々考えたがステムのカバーを留めているボルト以外に適当な固定位置が見当たらない。
スピードメーターの両脇にメーターを追加するためのプレートも売られているが、購買意欲をそそるような値段ではなかった。
こんな時はアルミ板から切り出して・・・。
ダミータンク上のインジケーターよりは見やすい位置だがステムのカバーも少々加工が必要だ。
古いシート地はところどころが綻び、経年劣化による硬化で表面はツルツルだった。
3分割なのでそう難しくないだろうとタカを括っていたが、曲面のきつい部分は指が痙攣しそうになる。
ストーブの前で生地を温めながら張ったが、夏には修正が必要になるだろう。
予定としてはこの週末からKSR-Ⅱの再生に取り掛かるはずだった。
遅々として進まない『若葉マークのS🔰』のSUZUKI BANDIT250を別室(待合室とも言う)に移動し、さらにVMX12も移動させなければ今後の作業に影響する。
さらに昨夜は『サンちゃん』ことS氏が7年の歳月を費やしてレストアした住宅での特別例会もあった。
予定はいつも未定でアクシデント続きだが、そんな事も楽しめるだけの心の余裕を持ちたい。
所詮は趣味であって仕事じゃないんだから。
編集長のおまけだよ♬
サンちゃんほんとにお世話になりました~
ありがと~ございました!