= Days of CB400FOUR =
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録)
№16
2011年9月18日
週末に届いたオイルシールとピボットブッシュは
材質や形状がオリジナルとは異なるものを選んだ。
オイルシールは純正部品もダブルリップのものと統合されているらしい。
ピボットブッシュは社外品だが
純正部品の紙を固めたようなものではなく樹脂製のものを選んだ。
上がピッボットブッシュ、下がフロント エアクリーナー下のブリーザーパッキン
フォーク・オイルシール 欠品となれば作るしかない
順調に組み立てていたが問題発生。
輸出用のフレームはハンドルロックがステムに直接溶接されている。
まるでステムに小枝が生えたような状態だが
この小枝がフロントブレーキのホースにわずかだが干渉する。
ホースクランプとホースの境目あたりに
ハンドルロックの角がぶつかる状態なので
後々大事に至らぬ前にと考えて
ハンドルロックを切断した。
代わりに国内仕様と同じくイグニッションキーで
ロックできるようにステム上部にハンドルロックを取り付けた。
切断し穴を埋めたハンドルロック
1974年12月発売、当時の新車価格327,000円。
1974年と言えば昭和49年、当然のことだが消費税なんてなかった。
それから37年が過ぎ平成の時代も
もうすぐ23年目を終えようとしている。
主要な純正部品が欠品だらけと言うのも頷ける。
レストア用にリプレイスパーツや
復刻版の部品を販売している業者も何社かあるようだが
どれも結構な値段なのでゴムシートや鉄板を
加工して簡単に作れそうな部品は自作した方が良いようだ。