After days of CB400Four ☆月光仮面になりたくて☆ 其の拾九

After days of CB400Four
 
月光仮面になりたくて☆
 
 
其の拾九
 
2014311
 
早いもので東日本大震災から3年。
 
テレビで観た津波の映像も衝撃的だったが
 
実際に被災地で目にした光景は
 
さらに悲劇的だった事をイヤでも思い出してしまう。
 
3年が過ぎて
 
かつてそこに街があったことを知らずに通れば見過ごしてしまうほど
 
道路は立派になりインフラの整備も進んだが
 
震災前を記憶しているだけに
 
整然とした風景がかえってむなしく感じる。
 
「復興」の二文字を合言葉のように歩んできた3年だったかもしれない。
 
合言葉は時に呪文のようにも聞こえて改めて
 
「復興」の意味を考えずにはいられない。
 
道路や建物が震災前の状態に戻ったとしても
 
それは「復興」そのものではない。
 
日本全国から
 
いや世界中から集まった義援金や支援物資は
 
どのくらい被災地の人々に届いていたのだろうか?
 
一人でも多くの人が被災地を訪れてジュースの一本
 
ラーメンの一杯でも良いから
 
金を使う機会が増えてくれればいいと思う。
 
 
ガラにも無いような事を書いてしまって焦っています。
 
無理やりC92に話題を戻しますが
 
このバイクが持ち込まれた時に付いていた
 
パイプハンドルから左右のスイッチ類を外す。
 
スイッチ類は本来プレスハンドルに合わせてデザインされているので
 
造形的にも納まりが良い。
 
内部は固形化したグリスと錆だらけ
 
配線の保護用ビニルチューブはパリパリに固まっている。
 
ケーブル自体が固形化していないのがせめてもの救いだ。
 
スイッチのケースはアルミ素材なので磨くとして
 
内部は接点の状態を確認しながらオーバーホール。
 
さらにスロットルグリップパイプを外してみるとこれまた錆だらけ。
 
パイプハンドルに使われていたスロットルの部品は
 
予想通りプレスハンドルにそのまま使えるようで
 
加工する必要はなさそうだ。
 
考えてみればプレスハンドルの部品を使えるように
 
パイプハンドルが作られていたのだろうから当然と言えば当然だ。
 
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スイッチ内部は予想通り                           ケースも磨いてオーバーホール完了!
 
 
 
プレスハンドル用のクラッチレバーを安価で入手する。
 
パイプハンドル用のレバー類はまったく形が合わず
 
似たような形の古いレバーを削って代用するつもりだった。
 
これでハンドル廻りは一段落する
 
 
プレスハンドルとサドル型シートを仮組したフレームを見て
 
オーナーのO氏から「タンクだけでも黒くしてください」
 
とのリクエスト!
 
とは言っても黒くないのはタンクだけ。
 
これも“エンブレムの魔性”の影響だろうか?
 
・・・言われなくてもタンクは塗り直すつもりでした・・・ってか?
 
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やっと抜けたパイプ  みごとに錆だらけ                    こんなタンクで良いワケねぇべ!?