After days of CB400Four
越 冬 日 記
diary 2
2014年12月7日
気が付けば今年も残すところわずか。
強い冬型の気圧配置の影響で寒い日が続いている。
冬なのだから寒いのは仕方ないとしても
一晩で数十センチも積もるようなドカ雪はもうカンベンして欲しい。
シートやタンク
サイドカバーを外した状態で
交換しなければならない部品をリストアップしていたが
ハブやクランクケースも開けてみる。
エンジンは基本的にバラさないつもりだが
整備マニュアルを見るとオイルフィルターローターが使われている。
ローター内に堆積物が増えると
オイルの循環に影響することはC92の時に知った。
フィルターローター内部に堆積物は僅かだった ブレーキシューはほぼ限界
1960年代のホンダ車はオイルフィルターローターのみを
チェックできるようなカバーがクランクケースに付いているが
このエンジンはエンジンオイルを抜いてから
右側のクランクケースを外さなければならない。
さらにオイルはドレンボルトが無く
オイルフィルタースクリーンのカバーを外して抜かなければならない。
トライアルに特化するとこうなるのだろうか?
ダストシールを外して覗き込むと
シールを留めているサークリップはサビだらけだし
漏れたオイルでハブも汚れている。
抜いたフォークオイルが白濁しているのは水が混じった証拠だろう。
インナーチューブのサビも細かく確認したいので
解体してみたがシールの交換だけで使えそうだ。
解体したフロントフォークは見れば見るほど
インナーチューブ上部のサビとボトムケースの表面の腐食が目立つ。
インナーチューブはオイルシールに触れる部分のサビが僅かなので
今回はそのサビを落として使うが
ボトムケースはサンドブラストの上でバフ磨きしてみようと言う事になった。
試験的に片方だけ磨いてみる クリア層の下に広がる腐食